読了予測:約 12 分
どうしても習慣化に失敗する…自分は継続力がないな、もうヤダ
上記の悩みをバッチリ解決します。
ぼくも継続が苦手で、よく習慣化に失敗してました。
しかし、10年近く習慣について勉強と実践を繰り返し、今では以下の習慣を身につけました。
- 勉強
- 瞑想
- ごみ拾い
- ストレッチ
- 感謝ノート
- 文章を書く
- 週1回の掃除
- 冷水シャワー
- アウトプット
- ベッドメイキング
- 散歩orランニング
- 1日のタスクを作る
- 検索順位のチェック
おかげで心身ともに健康で、習慣化が得意な自分に自信がついてきました。
本記事では、習慣化を成功させるコツについて解説しています。
この記事を読めば、習慣化に成功するコツを理解し、毎日の行動をコントロールできるようになります。
今度こそ習慣化に成功したい人は、ぜひ続きを読んでみてください!
習慣化のゴールは「歯磨きしてる感覚」になること
そもそも、習慣化の感覚がわからない。どのくらい続けると、習慣になるの?
習慣という言葉もあいまいなので、何をもってすれば成功と言えるのか、わからない人も多いでしょう。
結論から言うと、習慣化のゴールは「歯磨きしてる感覚」になることです。
あなたも歯磨きをすると思いますが、頑張って歯を磨いてますか?
たぶん、当たり前の感覚で歯磨きしてるはずです。というより、むしろしないと気持ち悪いでしょう。
この感覚と同じで、習慣化に成功すると「やらないと気持ち悪い」となります。
習慣化にかかる日数は、どうでもいいです。
あくまでもゴールは「やって当たり前」「やらないと気持ち悪い」という感覚になることです。
習慣化の成功を左右するのは「慣れ」
では、どうすれば歯磨きしてる感覚になれるのか?
習慣化の成功を左右するのは「慣れ」です。
歯磨きを難なく続けられるのも、結局のところ慣れているから。
習慣化を成功させるためには、慣れることがポイントだと覚えておきましょう。
慣れるためのコツは「習慣化を成功させる9つのコツ」で解説しています。
習慣化に失敗する6つの原因
どうしても習慣化できない。何で習慣化に失敗するんだろ?
ぼくも習慣化に失敗してたときは、不思議に思ってました。
習慣化に失敗する原因は以下のとおりです。
- 行動のハードルが高すぎる
- 習慣化に失敗した自分を責める
- 習慣の条件がきびしい
- 期待値が高すぎる
- モチベーションに頼る
- 習慣にしたいことを「痛み」と認識している
自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください!
行動のハードルが高すぎる
もっとも失敗する原因です。
人は急に慣れてないことをすると、変化についていけないからです。
そのため、習慣化に失敗したくなければ、行動のハードルを極限まで下げる必要があります。
習慣化に失敗した自分を責める
習慣化に失敗した自分を責めるのも、挫折する大きな原因のひとつです。
自分を責めれば責めるほど苦しくなり「どうせ自分は継続なんてできない」となるから。
責めたところでいいことは何もないんですが、完璧主義な人ほどこの罠にハマりやすいです。
習慣の条件がきびしい
習慣の条件がきびしいのも挫折する原因のひとつです。
前述したように、ただでさえ慣れていないのにきびしすぎて挫折するんです。
この失敗は、行動のハードルが高いのはもちろん、ルールがきびしすぎます。
ルールの立て方は後述しますが、ここでは「ルールは緩いほど継続しやすい」と覚えておきましょう。
期待値が高すぎる
習慣化に失敗する人は、行動の期待値が高すぎるんです。
例えば「ランニングしたらすぐ痩せる」「筋トレしたら簡単に筋肉がつく」など、期待しすぎです。
期待値が高すぎるほど、すぐに効果が出ないと「もうヤダ」となり、挫折します。
そのため、期待値が低ければ低いほど、継続しやすいと言えます。
モチベーションに頼る
モチベーションに頼って失敗する人も多いです。
物事を継続するとなると、基本的に毎日やることになります。
前述したように、習慣化の成功を左右するのは慣れであり、モチベーションではありません。
習慣化を成功させるためには、モチベーションに頼らないことが大切です。
習慣にしたいことを「痛み」と認識している
習慣にしたいことを「痛み」として認識していると、習慣化に失敗する可能性は高くなります。
痛みとは「きつい」「しんどい」「やりたくない」などの不快な感情のことです。
脳は痛みと認識していることを避ける性質があります。そのため、習慣にしたいことを痛みとして認識してる限り、習慣化するのは難しいです。
習慣化を成功させる9つのコツ
もう習慣化に失敗したくない。でも、どうすればいいかワカラナイ…
安心してください、ここでバッチリ習慣化するコツをお伝えします。
- できて当たり前の行動を目標にする
- 少しずつハードルを上げる
- 成功しても失敗しても自分を褒める
- 習慣の条件を緩くする
- 期待値を下げる
- やる時間を固定する
- モチベーションに頼ることをやめる
- 習慣にしたいことを「快楽」と認識する
- 自分は習慣化が得意と思い込む
コツを押さえて、習慣化を成功させましょう。
できて当たり前の行動を目標にする
これが習慣化を成功させるために、もっとも重要です。
習慣化に失敗するのは、総じて行動のハードルが高すぎるからです。
そのため、行動は「できて当たり前」と思えるほど簡単なものにします。
例えば、以下の行動が考えられます。
- 腕立て伏せ1回
- 1秒だけ瞑想する
- 日記に1文字だけ書く
このくらい簡単な行動から始めましょう。
少しずつハードルを上げる
できて当たり前のことを習慣化できたら、少しずつ行動のハードルを上げていきます。
例えば、1回の腕立て伏せを習慣化したら、次は3回にする。3回が習慣化したら、次は5回を目標にします。
これを繰り返すとどんどん行動のハードルが上がり、最終的には筋トレの効果が現れるほどの回数をこなせます。
習慣化するためには、自分が「きつい!」とか「やりたくない!」と思わないレベルで続けることが何より大切です。
きつくて不快だと思うほど、挫折しやすくなります。
そのため、バカバカしいと思えるほど小さな行動から始め、少しずつハードルを上げていきましょう。
成功しても失敗しても自分を褒める
習慣化を成功させたければ、成功しても失敗しても自分を褒めることが重要です。
自分を褒めれば褒めるほど脳は快楽を感じ、物事を継続しやすくなるからです。
自分を褒めて「行動するのが楽しい」と、脳に教育していきましょう。
習慣の条件を緩くする
習慣の条件がきびしすぎるほど挫折しやすくなるので、習慣の条件は緩いほうがいいです。
一例として、ぼくがランニングの習慣化を成功させた事例を紹介します。
ランニングを習慣化させた事例
継続するために、以下の緩いルールを設けました。
- 雨が降ったら走らなくていい
- 1日走らない日を作ってもいい。ただし、2日連続で走らない日はなるべく作らない
ぼくは基本的に毎日走ってますが、雨が降ってる日は走らないです。
雨が降ってるのに走るのは苦痛なので、挫折しやすくなると知ってるからです。
ただし、走らない間隔が空くほど習慣化を維持するのが難しくなるので、2日連続で走らない日は作らないようにしてます。
「毎日走ってるとか、きびしいじゃん」と思うかもですが、ぼくの場合は走ってる距離が2~3km程度なので、きびしいとは思わないんです。
ランニングを始めたばかりのときは1km走るだけでもきつかったですが、徐々にハードルを高くして、現在の2~3kmに距離を伸ばせました。
本当に小さな行動から始めて、最初は「外に出て空気を吸う」というのを目標にしてました(笑)
このように、小さな行動を緩い条件で続けると、習慣化に成功しやすくなります。
期待値を下げる
前述したように期待値が高すぎると挫折しやすいので、期待値を下げましょう。
下げるコツは「習慣化するまでは成果を期待しない」です。
最初に集中すべきことは、習慣化です。
習慣化に成功しない限り、成果なんてまず出ないから。
そのため、まずは習慣化することを目標にしましょう。
やる時間を固定する
習慣化するために、やる時間を固定しておくのも大切です。
行動する時間を決めておくことで、慣れやすくなるからです。
一例として、ぼくの習慣の時間帯を紹介します。
- 朝:感謝ノート・ストレッチ・1日のタスクを作る・瞑想・ランニング・玄関の掃除
- 昼:昼寝・ランニング・ごみ拾い
- 夜:感謝ノート・瞑想
こんな感じです。
習慣化するために時間を固定するだけでなく、行動を連結するのも重要です。
例えばぼくの場合「感謝ノートの次にストレッチをする」「ランニング後にごみ拾いをする」など、行動をつなげています。
バラバラにやるよりラクにできるので、継続しやすいです。
時間を固定するだけでなく、行動の連結も試してみてください。
モチベーションに頼ることをやめる
モチベーションに頼っている限り、物事を継続するのは難しいです。
そのため、基本的に毎日やりましょう。
毎日やることでどんどん慣れていき、行動するのがラクになっていきます。
毎日やるためにも、行動は極限まで小さくします。
最初は、習慣化することに集中しましょう。
習慣にしたいことを「快楽」と認識する
脳というのは「快楽」を求めて「痛み」を避ける性質があります。
つまり、あなたが習慣化したいことを「楽しい!」とか「スッキリする!」みたいに認識していれば、物事を継続しやすくなります。
反対に「きつい」「やりたくない」などの痛みとして認識していれば、物事を継続するのは難しくなります。
だから、習慣にしたいことを快楽と認識しましょう。
具体的には、以下の方法があります。
習慣化したいことのメリットを知る
小さな行動を積み重ねて自信をつける
習慣化に成功した自分をイメージする
上記の行動を実践していくと、習慣にしたいことを快楽だと認識しやすくなります。
ぜひ試してみてください。
自分は習慣化が得意と思い込む
精神論みたいになりますが「自分は習慣化が得意だと思い込む」のも大切です。
「できる」と思うのと「できない」と思うのでは、雲泥の差があるからです。
最初は自信がなくても大丈夫です。
ぼくも最初から自信があったわけじゃないし、むしろ継続力がないことに悩んでいました。
自分は習慣化が得意だと思い込むためには、小さな行動を積み重ねるのがもっとも効果的です。
バカバカしいくらい小さな行動でも、積み重ねるうちに「継続できるじゃん!」となり、習慣化することに自信がつきます。
習慣化についてよくある質問に答えます
最後に、習慣化についてよくある質問に答えます。
習慣化するためにまず何から始めればいいですか?
バカバカしいと思うほど、小さな行動から始めてみてください。
習慣化するまでは成果を気にせず、継続することに集中します。
習慣化に成功してから、徐々に行動のハードルを高くすればOKです。
おすすめの習慣はありますか?
おすすめの習慣は以下の9つです。
- 瞑想
- 散歩
- ごみ拾い
- トイレ掃除
- ランニング
- 感謝ノート
- アウトプット
- ベッドメイキング
- 1日のタスクを作る
特に、散歩やランニングなどの運動がおすすめです。
健康にいいだけでなく、脳機能の向上やダイエット効果も期待できるからです。
運動が苦手でも、小さな行動を積み重ねると習慣化できますよ。
実際、ぼくも運動は苦手でしたが「毎日、外に出る」という、バカバカしいくらい小さな行動から始め、習慣化できました。
別に運動でなくてもいいので、よさそうなのがあったら試してみてください。
習慣化できない人の特徴が知りたいです
習慣化できない人は、以下の特徴があります。
- 完璧主義
- 行動力がない
- 諦めるのが早い
- モチベーションに頼る
- 目的とメリットが曖昧
特に、完璧主義だと習慣化するのは難しいです。
習慣化を成功させるには、自分に甘すぎるほうがうまくいきます。
習慣化に関するおすすめの本はありますか?
こちらの2冊がおすすめです。
- 小さな行動を積み重ねる重要性が腑に落ちる
- 人が行動する原理がわかる
- 行動するスピードが速くなる
ほかにも習慣化や行動に関する本は読みましたが、上記2冊が圧倒的におすすめです。
ぼくが習慣化できるようになったのも、この本たちのおかげです。
興味のある人は、ぜひ手に取ってみてください。
習慣化するとどんなメリットがあるんでしょうか?
習慣化に成功すると、以下のメリットがあります。
- 自信がつく
- 継続力を鍛えられる
- 自己管理能力が向上する
- 努力するのが楽しくなる
- 目標を達成しやすくなる
習慣化が得意になると、どんどん自信がつきます。
自信がつくと努力するのも楽しくなり、楽しく継続してると目標を達成しやすくなります。
このように、習慣化することで次々と好循環が生まれますよ。
習慣が身につくまでに何日かかりますか?
一般論では「66日」と言われています。
しかし、何を習慣化しようとしてるかで差が出ますし、ばらつきがある印象です。
そのため、日数を気にするのはおすすめしません。
自分ができて当たり前の行動を、地道に積み重ねるのみです。
まとめ|小さな積み重ねが習慣化につながる!
繰り返しですが、習慣化を成功させるためにもっとも重要なのは「小さな行動の積み重ね」です。
「できて当たり前」と思えるほど小さな行動から始めるのがポイントです。
ぜひ今日からやってみてください。
忙しいし、明日でいいや
と思っても、おそらく明日も行動しないでしょう。
どれだけ忙しくても、腕立て伏せ1回なら1秒で終わります。
行動すべきは「今日」です。
習慣化に成功して人生を変えるためにも、今日からできることを始めましょう。