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- Webライターの仕事で失敗しないか不安……
- 継続して仕事を任せてもらえない……
- なかなか単価がアップしない……
「多くのWebライターが稼げない原因は、NG行動をやらかしているから」
「嘘だろ」と思うかもですが、NG行動をやらかさずに、誠実に仕事ができるWebライターは意外と少ないです。
そこで本記事では、15個のNG行動を紹介しています。
発注者から信頼され、稼げるWebライターになりたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
確実に信頼を損なうWebライター9つのNG行動
確実に信頼を損なうWebライターのNG行動は下記のとおりです。
- コピペする
- 提案文に誤字脱字が多い
- 納期を守らない
- 飛んでしまう
- 情報を改ざんする
- レギュレーションを守らない
- ファクトチェックをしない
- 乱暴な言葉遣いをする
- 引用したことを明記しない
ひとつずつ見ていきましょう。
コピペする
当然ですが、コピペするのはNGです。コピペが発覚すると一発で信頼を失い、二度と依頼は来なくなるでしょう。
さらに、コピペが発覚すれば低評価を付けられる可能性が高いので、ほかの発注者からの信頼も失います。
「コピペしてもバレなければいいんじゃない?」と考える人もいるかもしれませんが、「CCD」や「コピペリン」というコピペチェックツールがあるので、確実にバレます。
くれぐれも、コピペしないようにしましょう。
提案文に誤字脱字が多い
提案文に誤字脱字が多いのもよくありません。Webライターは文章を書くプロなので、誤字脱字がないのは当たり前と思われています。
提案文とはいえ誤字脱字が多いと、
実際に執筆を任せても誤字脱字が多いんだろうな。
と思われ、安心して仕事を任せてもらえません。
提案文を送る前に、誤字脱字がないかチェックしてから提出しましょう。
納期を守らない
意外と納期を守らないWebライターがいます。
ぼくは校正の仕事を担当しているのですが、納期を守らないライターは少なくありません。
Webライターの仕事に限らず、約束したことを守れないと信頼を失います。
できない約束はせず、くれぐれも納期を破らないよう注意しましょう。
飛んでしまう
仕事を任せた人が突然連絡が取れなくなることを業界用語で、「飛ぶ」といいます。報酬が支払われないのはもちろん、確実に低評価をつけられます。
連絡するのも嫌になる仕事なら、始めから受けないようにしましょう。
Webライターにとっても、発注者にとっても時間の無駄です。
情報を改ざんする
情報を自分の都合のいいように改ざんするのも、信頼を失う行為です。嘘の情報を書いているので、嘘が発覚した場合、損失を被るのは発注者です。
自分の都合のいいように書かず、信憑性の高い情報を書きましょう。
レギュレーションを守らない
レギュレーションとは、簡単にいえばライティングする際に決められているルールです。
クオリティの高い記事を納品してもらおうと、発注者もレギュレーションを定めています。レギュレーションを守らないと、発注者が求める記事とはいえません。
読者に満足してもらうことも大切ですが、発注者に満足してもらえる記事を書くのもWebライターの仕事です。
自己流で文章を書いて、発注者に迷惑をかけないようにしましょう。
ファクトチェックをしない
ファクトチェックとは、事実を確認する作業を指します。初心者が陥りがちなのは、「企業メディアが書いているから、正しいだろう」と判断してしまうことです。
企業が書いている情報=正しいとは限りません。
事実かよくわからない情報を書いてしまうと、発注者に迷惑がかかります。
嘘が発覚してしまうと、メディアの信頼が落ちます。
「企業の情報だから正しい」と鵜呑みにせず、ファクトチェックを怠らないようにしましょう。
乱暴な言葉遣いをする
あまりいないと思いますが、乱暴な言葉遣いをしたら一発アウトです。
「そんな人いるの?」と思うかもしれませんが、ぼくがお世話になっている発注者のレギュレーションに「乱暴な言葉遣いはしないでください」と書いてありました。
乱暴な言葉遣いをした人がいたんだと想像がつきますよね。
低評価をつけられるのも当たり前なので、言葉遣いには気をつけましょう。
引用したことを明記していない
引用したことを明記していないのもNGです。明記せず引用すると、著作権違反になるおそれがあります。
発注者に迷惑をかけるのはもちろん、あなたが訴えられる可能性もあります。
引用する際には、下記のルールを守りましょう。
- 引用元を明記する
- 引用は補足程度にする
- 引用文は改変せずにそのまま使う
- 引用した部分をカギ括弧などを使って明確にする
著作権違反に触れないよう、注意が必要です。
著作権については以下の記事で詳しく解説しているので、著作権を勉強したい人はぜひ読んでみてください。
【Webライターは知らないとヤバい?】著作権を小学生でも理解できるように解説
Webライターが避けるべき6つのNG行動
ここではWebライターが避けるべきNG行動について解説します。
前述したNG行動ほど信頼を失う行為ではないですが、できるだけ気をつけたい行動をまとめました。
- 返信が遅い
- 応募文を読まない
- 初心者アピールをする
- フィードバックを無視する
- Webライティングを学んでいない
- まったく質問しないor質問が多すぎる
ひとつずつ解説します。
返信が遅い
返信が遅いと、発注者からの評価を下げてしまいます。返信が早いほど発注者に安心してもらえるので、評価も高くなります。
最低でも24時間以内に返信しましょう。
応募文を読まない
応募文を読まずに提案文を出す人も少なくありません。読んでいないことは発注者に高確率でバレます。
実際に見たことがあるのは「応募文を読んだことを証明するために、提案文に読んだ旨を記載してください」と書いてありました。
応募文を読まずに提案文を出してる人がいるんでしょうね。
ライターも発注者も時間を無駄にするだけなので、応募文を読まずに提案文を出すのはやめましょう。
初心者アピールする
経験がないと、初心者アピールしたい気持ちはよくわかります。しかし、「私は初心者です」といわれても、発注者からすれば何のメリットもありません。
発注者から聞かれた場合は、素直に答えればよいです。
ただ、わざわざ自分から初心者アピールしても採用される確率を下げるだけなので、やめておきましょう。
フィードバックを無視する
発注者からのフィードバックを無視するのも問題です。フィードバックを無視されると、ずっとライターの課題が解決されません。
修正するのは発注者なので、修正するたびに余計な時間がかかります。
そもそも、発注者は時間を増やすことを目的に仕事を依頼しているので、手間のかかるライターは嫌がられます。
フィードバックは自分を成長させるチャンスでもあるので、素直に受け取って改善しましょう。
Webライティングを学んでいない
初心者でも基本的なWebライティングスキルは求められるので、まったく学んでいないのは問題です。
基本的なWebライティングスキルは下記のとおりです。
- PREP法を使って執筆する
- 漢字・ひらがなのバランスを3:7にする
- 接続詞を多用しすぎない
- 一文は長くても80文字以内にする
- 同じ語尾を3回以上続けない
「勉強することが多すぎるよ!」と不安に感じるかもしれません。
しかし、多くの発注者はマニュアルを用意してくれているので、心配しなくて大丈夫です。
マニュアルを参考に執筆しつつ、書籍や動画などでWebライティングの勉強を進めましょう。
まったく質問しないor質問が多すぎる
まったく質問しないのも、質問が多すぎるのも問題です。
疑問点がなければ問題ありませんが、初めての仕事でまったく疑問がないケースは少ないでしょう。
疑問を解消しないまま仕事すると、発注者に迷惑をかけるおそれもあります。
前述しましたが、発注者がライターに仕事を依頼する理由は「自分の時間を増やしたいから」です。
そのため、時間を奪う行為をされてしまうと、仕事を発注するメリットがなくなります。
インターネット検索をして、調べてもわからなかったことを質問しましょう。
まとめ:発注者からの信頼を失わないように注意しよう!
WebライターのNG行動について解説しました。
NG行動で挙げたのは、社会人であれば当たり前のことばかりです。
「こんなことも守れないとかヤバいな」と思う人もいるかもしれません。
しかし、今回紹介したNG行動をしているWebライターも少なくありません。信頼を失う行為をしてもいいことは何もないので、注意しましょう。
発注者と信頼関係を築ける「誠実なライター」が増えることを願っています。
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