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ブログキーワード選定のやり方7つの手順!SEOに強いサイトを作るコツ

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目次

ブログのキーワード選定とは

ブログのキーワード選定とは、ターゲット読者が知りたい情報を把握するために、抽出したキーワードを選定する作業です。

選定するキーワードによって、サイトコンテンツの中身が大きく変わります。

ひがし

つまり、ブログ運営の成功を大きく左右する重要な作業といえます。

次で、ブログのキーワード選定が超重要な理由を詳しく解説しますね。

ブログのキーワード選定がSEOにおいて超重要な理由

ブログのキーワード選定が超重要な理由は、以下のとおりです。

  • 検索順位に大きく影響する
  • 読者の悩みを知るのに役立つ
  • トピッククラスターを構築するのに役立つ

検索順位に大きく影響する

キーワードは検索順位に大きく影響します。

検索エンジンはキーワードから情報を読みとり、検索行動をしているユーザーが読みたいであろうコンテンツを表示するからです。

つまり、極端な話でいえば、仮にあなたのコンテンツの内容が素晴らしくても、関連キーワードが入っていないと表示されない可能性があるということです。

このように、キーワードは検索順位に大きな影響を与えます。

読者の悩みを知るのに役立つ

キーワードから読者の悩みを予測できます。

例えば「ブログ 稼げない」というキーワードであれば、明らかに「ブログで稼げない」という悩みをもっているとわかります。

ひがし

読者の悩みを解決する質の高いコンテンツを作るためにも、キーワード選定で悩みを知ることが大切です。

トピッククラスターを構築するのに役立つ

トピッククラスターとは、簡単にいえば「まとめ記事と詳細記事を作成し、記事群を構成すること」です。

「ブログ 始め方」というキーワードを例に詳しく説明します。

まとめ記事になるキーワードは「ブログ始め方」となり、詳細記事のキーワードは「ブログ 始め方 スマホ」「ブログ 始め方 無料」などが該当します。

キーワード選定をしなくても「ブログ 始め方」などのまとめ記事なら、簡単に書くべきキーワードは見つかります。

一方で、詳細記事に関してはキーワード選定をしないと簡単には見つかりません。

ひがし

トピッククラスターでコンテンツを作る場合、キーワード選定はとても重要作業です。

ブログキーワード選定のやり方7つの手順【初心者OK】

ブログキーワード選定のやり方を解説していきます。

  • 軸となるキーワードを決める
  • ツールを使ってキーワードを抽出する
  • キーワードをスプレッドシートにまとめる
  • 検索ボリュームが100以下のキーワードを削除する
  • 書けそうなキーワードをピックアップする
  • 検索意図が重複しているキーワードを除外する
  • 選定したキーワードをマインドマップで整理する

手順1:軸となるキーワードを決める

最初に、あなたのブログジャンルに関連した軸となるキーワードを決めましょう。

軸となるキーワードの例

ブログノウハウを発信しているブログ→「ブログ 始め方」
ダイエットについて発信しているブログ→「ダイエット 運動」
転職について発信しているブログ→「転職 30代」

今回は「ブログ 始め方」というキーワードを選んだと仮定して進めます。

手順2:ツールを使ってキーワードを抽出する

「キーワード選定ツール」を使って、キーワードを抽出しましょう。

今回は「GetKeyword」というキーワードを使って「ブログ 始め方」のキーワードを抽出します。

まず、GetKeywordにログインしたあとに、検索窓に抽出したいキーワードを入力します。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

手順3:キーワードをGoogleスプレッドシートにまとめる

検索窓にキーワードを入力すると、以下のように大量のキーワードが表示されます。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

キーワードを「Googleスプレッドシート」にまとめたいので、画面上部にある「キーワードをコピーする」をクリックしてください。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

※ちなみに、スプレッドシートではなく、Excelでも問題ありません。Excelを利用したい人は、隣にある「CSVダウンロード」をクリックしてください。

手順4:検索ボリュームが100以下のキーワードを削除する

以下は、先ほどコピーしたキーワードをスプレッドシートにまとめたものです。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

検索ボリュームが100以下のキーワードは、削除することをおすすめします。

検索ボリュームの多いキーワードと検索意図が重複している場合が多いからです。

また、100以下のキーワードで検索上位をとったところで、大した流入数になりません。

ひがし

上記の理由があるので、検索ボリュームが100以下のキーワードは削除しておくと良いでしょう。

手順5:書けそうなキーワードをピックアップする

検索ボリュームが100以下のキーワードを削除したら、書けそうなキーワードをピックアップします。

ピックアップする記事はあまり深く考える必要はありません。

ここでは「読者が知りたい情報かも」とか「自分でも書けそう」くらいの感覚で決めればOKです。

書かないキーワードと区別するために、色を塗っておきましょう。

今回はオレンジ色で塗っています。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

手順6:検索意図が重複しているキーワードを除外する

検索意図が重複しているキーワードを除外していきます。

検索意図とは、読者がキーワードを検索した目的のことです。

例えば「ブログ 始め方」というキーワードであれば「ブログの始め方を知る」というのが検索意図です。

検索意図が重複しているキーワードで記事を書くのも非効率なので、重複しているキーワードは除外しましょう。

検索意図が重複している例
  • ブログ 始め方:ブログ 始め方 初心者
  • wordpress ブログ 始め方:ブログ 始め方 ワードプレス
  • ブログ 始め方 初心者 スマホ:ブログ 始め方 スマホ

検索意図が重複しているキーワードも、区別するために色を塗っておきましょう。

今回はグレーで塗ります。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

「検索意図が重複しているかよくわからない」というキーワードは、色を塗らずに保留でOKです。

手順7:選定したキーワードをマインドマップで整理する

最後に、選定したキーワードをマインドマップで整理します。

マインドマップは手書きだと大変なので、マインドマップツールを使うのがおすすめです。

人気のマインドマップツール
  • Xmind
  • MindMeister
  • EdrawMind

以下はXmindで作ったマインドマップです。

ブログキーワード選定のやり方を説明。

これでブログのキーワード選定は完了です。

ここまでの流れを参考にして、キーワード選定をやってみてください。

選定したブログキーワードをSEOに活かす5つコツ

選定したブログキーワードをSEOに活かすコツを解説していきます。

  • ロングテールキーワードから書く
  • トピッククラスターでコンテンツを作る
  • 競合が弱いキーワードを優先して書く
  • YMYLに該当するキーワードは避ける
  • キーワードをタイトルや見出しに入れる

ロングテールキーワードから書く

ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが1,000以下で、3~4つの単語で構成されているキーワードです。

キーワードによっても異なりますが、基本的にこのロングテールキーワードは難易度が低いといわれています。

ひがし

サイトが育っていない状態で難易度が高いキーワードを書くより、攻略しやすいキーワードから書くのがおすすめです。

トピッククラスターでコンテンツを作る

先ほど少し紹介したトピッククラスターでコンテンツを作るのがおすすめです。

おすすめする理由
  • SEOに強いコンテンツを作れるから
  • 関連性の高い記事をつなぐことでユーザーの利便性が向上するから
  • 関連性の高い記事をつなぐことでクローラーが巡回する頻度が増えるから

SEOに強いコンテンツを作るためにも、トピッククラスターでコンテンツを作ってみてください。

競合が弱いキーワードを優先して書く

キーワードによって競合が強かったり弱かったりします。
SEOで成功するには、弱い競合を狙うのがおすすめです。

弱い競合は、ネガティブ系のキーワードに傾向があります。

ネガティブ系のキーワードの例
  • 「ブログ やめとけ」
  • 「Webライター ひどい」
  • 「フリーター 末路」

上記のキーワードは企業が書きにくいので、個人ブログが多いです。

ひがし

企業より個人ブログのほうが圧倒的に勝ちやすいので、ネガティブ系キーワードを狙ってみてください。

YMYLに該当するキーワードは避ける

YMYL(Your Money or Your Life)とは、お金や健康などの人生に大きな影響を与えるジャンルを指します。

YMYLジャンルの例
  • 投資
  • 保険
  • 税金
  • ダイエット
  • 病気の治療法など

YMYLは良くも悪くも人の一生に大きな影響を与えるので、信頼できるWebサイトが上位表示される仕組みになっています。

つまり、個人ブログがYMYLで検索上位を獲得するのは、ほぼ不可能ということです。

ひがし

そのため、YMYLはなるべく避けましょう。

キーワードをタイトルや見出しに入れる

選定したキーワードは、タイトルや見出しに入れましょう。

キーワードの入れ方は、次で詳しく解説していきます。

選定したブログキーワードの入れ方

ブログキーワードの入れ方は以下のとおりです。

  • タイトル
  • 見出し
  • メタディスクリプション
  • 本文

タイトル

タイトルはキーワードを入れる場所においてもっとも一般的です。

例えば「ブログ 書き方」というキーワードを狙っているのであれば、タイトルにキーワードを入れるべきです。

ポイント

ただし、ただキーワードを入れるのではなく、なるべく左側に入れるのがポイント。
人は基本的に左側から文字を読むので、右側に入れるとキーワードを認識してもらえない可能性があるからです。

そのため、タイトルにキーワードを入れる際には、なるべく左側に入れましょう。

タイトルの例

タイトルの例:ブログの書き方7つの手順!初心者向けにわかりやすく解説

見出し

タイトルにキーワードを入れるだけでなく、見出しにもキーワードを入れておきましょう。

特に重要なのはh2見出しです。

h3見出しに入れてもいいですが、無理に入れると違和感が生じます。

あまりに不自然な見出しになっていると読者が離脱する原因にもなるので、注意が必要です。

ひがし

あくまで自然な形でキーワードを入れましょう。

見出しの例

h2ブログの書き方3つのコツ
h3PREP法で文章を書く
h3ブログを書く前にペルソナを設定する
h3見出しを見ただけで内容がわかるようにする

メタディスクリプション

タイトルや見出しほど重要ではないですが、メタディスクリプションにもキーワードを入れておきましょう。

メタディスクリプションにキーワードを入れておくことで、太字で表示されて目立つからです。

メタディスクリプションの説明。

目立つとクリックされやすくなる傾向があるので、メタディスクリプションにもキーワードを入れておきましょう。

メタディスクリプションの例

ブログの書き方について初心者向けにわかりやすく解説しています。ブログの書き方がわからず困っている人は、参考にしてみてください。

本文

タイトルや見出しにキーワードを入れていれば、自然と本文にもキーワードは入ります。

そのため「本文にキーワードを入れなくちゃ」なんて考える必要はまったくないです。

ひがし

意識するほど不自然な文章になる可能性があるので、特にキーワードは意識せず、普段どおりに文章を書いてみてください。

SEOキーワードの種類

SEOキーワードの種類を解説していきます。

  • ビッグキーワード
  • ミドルキーワード
  • ロングテールキーワード

ビッグキーワード

ビッグキーワードとは、検索ボリュームが1万以上、1~2つの単語で構成されているキーワードです。

ビッグキーワードの例
  • ブログ:368,000
  • SEO:49,500
  • ブログ 始め方:18,100

ビッグキーワードは競合が強すぎるので、避けることをおすすめします。

ミドルキーワード

ミドルキーワードとは、検索ボリュームが1,000~1万、2~3つの単語で構成されているキーワードです。

ミドルキーワードの例
  • Webライター 始め方:5,400
  • ブログ 書き方:4,400
  • ブログ 始め方 無料:2,400

競合が強いのはビッグキーワードと同じですが、ミドルキーワードは競合が弱いキーワードも数多くあります。

ひがし

そのため、個人ブログはミドルキーワードとロングテールキーワードを狙っていくのが効果的です。

ロングテールキーワード

前述したように、検索ボリュームが1,000以下で、3~4つの単語で構成されているキーワードを指します。

ロングテールキーワードの例
  • ブログ 始め方 無料 スマホ:320
  • ブログ 書き方 seo:140
  • Webライター 始め方 初心者:110
ひがし

ビッグキーワードやミドルキーワードと比較しても攻略しやすいので、まずはロングテールキーワードから書いてみてください。

ブログのキーワード選定で便利なおすすめツール7選

ブログのキーワード選定で便利なおすすめツールを7つ紹介します。

  • ラッコキーワード
  • Googleキーワードプランナー
  • Ubersuggest
  • 再検索キーワード調査ツール
  • GetKeyword
  • ピラクラ
  • ruri-co

ラッコキーワード

キーワード選定ツールのなかでもトップクラスの知名度を誇るのが「ラッコキーワード」です。

膨大な量のキーワードを無料で取得できる優れたツールです。

ラッコキーワードの使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある人は読んでみてください。

>>【2024年版】ラッコキーワードの使い方!記事作成の効率を爆上げする機能を紹介

Googleキーワードプランナー

ラッコキーワードと同じくらい有名なキーワード選定ツールが「Googleキーワードプランナー」です。

こちらも無料で大量のキーワードを取得できます。

ただし、無料で利用すると検索ボリュームが「100~1000」「1万~10万」など、ざっくりした数字しかわかりません。

正確な検索ボリュームを知りたい場合は、Googleに広告を出稿する必要があります。

「googleに広告を出稿する予定がない」という人は、次で紹介する「Ubersuggestの有料版」か「GetKeyword」の利用をおすすめします。

Ubersuggest

「Ubersuggest」もおすすめのキーワード選定ツールであり、ぼくも頻繁に利用しています。

無料でも使えますが使用制限が厳しいので、有料版がおすすめです。

買い切りタイプであれば「9,999円」で買えるので、お得です。

本気でブログを収益化したい人は、Ubersuggestの利用をおすすめします。

再検索キーワード調査ツール

「再検索キーワード調査ツール」とは、ユーザーが再検索したキーワードを調査できる超優秀なツールです。

ぼくはSEO記事を作る際に、必ず利用しています。

しかも、これほど優れたツールにもかかわらず無料で利用できます。

ひがし

ブログで収益化を目指すなら、利用するのは当たり前といえるツールです。

GetKeyword

知名度は低いですが、個人的に強くおすすめしたいのが「GetKeyword」です。

このツールがすごいのは、キーワードを取得できるだけでなく、無料で正確な検索ボリュームまでわかることです。

使用制限はあるものの、無料でキーワードの取得と正確な検索ボリュームを調査できるのは便利ですよ。

ひがし

騙されたと思って試しに使ってほしいツールです。

ピラクラ

「ピラクラ」は、トピッククラスターでコンテンツを作る際に利用する機会があります。

「トピッククラスターとかいわれても、よくわからん」という人は、今すぐ利用する必要はないです。

しかし、あなたがトピッククラスターでコンテンツを作るようになった際に、役立つツールだと思います。

今回は「ピラクラっていうキーワード選定ツールがあるんだな」と名前だけ覚えておけばOKです。

ruri-co

「ruri-co」は、関連度の高いキーワードを調べる際に利用するツールです。

使う機会自体は少ないですが、カニバリゼーション(似たような記事がかぶること)しないか調べる際に利用することがあります。

「カニバリゼーションもよくわからんわ」という人は、こちらも名前だけ覚えておいてください。

ブログのキーワード選定についてよくある質問

最後に、ブログのキーワード選定についてよくある質問にお答えします。

SEOキーワードは入れても意味ないですか?

検索エンジンはキーワードから関連性を読みとるので、入れる意味はあります。

ただし、キーワードを入れすぎるのはGoogleが公式で注意しているので避けましょう。

同じ言葉を何度も繰り返すことは(多少変化を持たせても)ユーザーをうんざりさせてしまうほか、キーワードの乱用は Google のスパムに関するポリシーに違反することにもなります。

引用:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

キーワード選定が難しいです…

慣れないと難しいですよね。

ひがし

ぼくも最初はツールでキーワードだけ出して、適当に書いていました。

慣れると簡単になるので、この記事の内容を参考にして練習してみてください。

メタディスクリプションは不要でしょうか?

不要という意見も聞きますが、個人的には必要だと思います。

タイトルと同様に、記事を読むかの基準になるからです。

つまり、メタディスクリプションを設定しているかで、クリック率が変わる可能性があります。

そのため、メタディスクリプションを設定しておくと良いでしょう。

ちなみに、Googleも公式サイトでメタディスクリプションの重要性を明言しています。

Google では、ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、ページの タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。一般的に、メタ ディスクリプション タグは特定のページの内容を簡潔かつ適切に要約したもので、ユーザーの関心を惹くものです。つまり、そのページがまさに自分が探していたものだとユーザーに思わせるような一種の宣伝コピーです。

引用:Google検索セントラル「検索結果のスニペットを管理する

まとめ

ブログのキーワード選定のやり方を解説しました。

この記事の内容を参考にして、ブログのキーワード選定を練習してみてください。

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