読了予測:約 11 分
- Webライターの文字単価の相場っていくら何だろう?
- 単価が低すぎて嫌になってきた…
- 単価を上げる方法が知りたい!
自分は周りと比べて稼げているのか、それとも稼げていないのか、気になる人も多いでしょう。
本記事では、Webライターの単価相場や単価をアップするコツについて解説しています。
この記事を読めば、周りと比べて稼げているのかがわかるだけでなく、単価をアップする方法を知り、効率よく稼げるようになります。
Webライターの文字単価相場
Webライターの文字単価の相場は以下のとおりです。
- 未経験者:文字単価0.5円未満
- 初心者:文字単価0.5~1円
- 中級者:文字単価1~2円
- 上級者:文字単価2~5円
- プロフェッショナル:文字単価5円以上
1つずつ見ていきましょう。
未経験者:文字単価0.5円未満
未経験者だと、文字単価0.5円未満からスタートする人も多いです。
ぼくも最初の仕事は文字単価0.2円でした。
6時間くらい記事を書いて時給はたったの47円。。
未経験者だと、時給は数百円でスタートする人が大半でしょう。
注意したいのは、未経験者でも文字単価0.5円以上の案件の募集があることです。
文字単価0.5円未満の仕事は稼げないので、文字単価0.5円以上の案件に応募することをおすすめします。
初心者:文字単価0.5~1円
ある程度経験を積むと、文字単価0.5~1円くらいで仕事ができるようになります。
文字単価0.5~1円なら、スキルや経験は大して求められない印象があります。
見出しやタイトルも決まっていることが多く、マニュアルも用意されているので、初心者でも安心です。
中級者:文字単価1~2円
初心者を脱すると、文字単価1~2円くらいの単価で仕事をとりやすくなります。
実績や専門知識をアピールできないと、文字単価1円以上の仕事を獲得するのは難しいです。
上級者:文字単価2~5円
文字単価2~5円になると、SEOの知識を有しているだけでなく、明確な実績が求められます。
例えば「SEOで検索順位1位を取った」「アフィリエイトで月1万円の収入がある」など、数字で実績を証明する必要があります。
また、このレベルになると医療や不動産などの専門知識が求められるケースが多いです。
文字単価2円以上になるとクラウドソーシングでの募集はほぼないので、メディアへの直接営業やSNSを利用して仕事を獲得する必要があります。
ちなみに、企業メディアでの執筆だと記事にライター名が記載されることもあり、実績につながります。
プロフェッショナル:文字単価5円以上
文字単価5円以上にもなると、完全にプロフェッショナルレベルです。
SEOの知識や経験があるだけでなく、高度な専門性が求められます。
- 医療の知識や実務経験
- 法律の資格や実務経験
- 不動産の資格や実務経験など
さらに、ただ文章を書くだけでなく、以下の業務もこなす必要があるでしょう。
- キーワード選定
- 構成作成
- 画像選定
- 図解作成
- wordpress入稿
このように、文字単価5円以上になると、専門性だけでなくさまざまなスキルを求められます。
文字単価を上げる方法【未経験~初心者対象】
ここでは、未経験~初心者を対象に、文字単価を上げる方法を解説します。
- レギュレーションを守る
- ポートフォリオを作る
- PREP法を習得する
- wordpressの入稿作業を習得する
レギュレーションを守る
基本中の基本ですが、レギュレーションを守って執筆しましょう。
具体的には、Googleはコンテンツの質やオリジナリティを重視しているので、コピペによる著作権侵害や過剰なキーワード使用などの不正をきびしくチェックしています。
そのため、Webライターはレギュレーションを守り、読者に信頼性の高い情報を提供することが求められます。
ポートフォリオを作る
ポートフォリオとは、今までの実績や経歴を証明するための作品集です。
ポートフォリオを作ると、以下のメリットがあります。
- スキルや実績をアピールできる
- クライアントからの信頼を得られる
- キャリアアップにつながる
スキルや実績をアピールできるだけでなく、ポートフォリオを見た発注者が仕事を依頼してくることもあります。
ポートフォリオをの作り方は以下の記事で詳しく解説しています。
ポートフォリオの作り方がよくわからない人は、参考にしてみてください。
PREP法を習得する
PREP法とは、ビジネスシーンでよく使われる文章構成方法のひとつです。
「結論→理由→具体例→結論」の順番で文章を書き、相手にわかりやすく情報を伝えることが可能です。
PREP法は文章の書き方として基本中の基本です。
レギュレーションにPREP法で文章を書くように定めている発注者も多いです。
【参考記事】PREP法の書き方を中学生でもわかるように解説!
WordPressの入稿作業を習得する
大半の発注者は「WordPress」を用いて完成した記事をアップしています。
WebライターがWordPressの入稿作業を習得することで、以下のメリットがあります。
業務効率化を図れる
仕事の幅が広がる
開発チームとのコミュニケーションが円滑になる
WordPressの入稿作業を習得しているWebライターは仕事の幅を広げられ、単価アップが期待できます。
文字単価を上げる方法【中級者対象】
ここでは、文字単価1~2円の中級者を対象に文字単価をアップする方法を解説します。
- SEOの知識を身に着ける
- 構成作成を習得する
SEOの知識を身につける
文字単価1円以上になると、SEOの知識や実績が求められるケースが増えます。
SEOの知識を有しているWebライターが執筆した記事が上位表示されれば、発注者が運営しているWebサイトが儲かります。
発注者を儲けさせてくれるWebライターは高く評価され、文字単価もアップするのです。
そのため、文字単価1円以上のライターを目指すなら、SEOの知識を身につけることが大切です。
構成作成を習得する
文字単価が1円以上になると、構成作成の機会も増えます。構成作成とは、記事の見出しやタイトルを決める作業を指します。
読者の求める情報を網羅できていないと上位表示は難しくなるので、構成作成スキルは重要です。
文字単価1円以上を目指す人は、構成作成スキルの習得をおすすめします。
構成の作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。
構成作成スキルを習得したい人は、ぜひ読んでみてください。
文字単価を上げる方法【上級者対象】
ここでは、文字単価2~5円のライターを対象に、文字単価を上げる方法について紹介します。
- 図解やイラストの作成を習得する
- ブログで成果を出す
- インタビュースキルを習得する
図解やイラストの作成を習得する
文字単価2円以上になると、文章を書くだけで単価アップするのは難しいです。
そのため、図解やイラスト作成などのデザインスキルの習得をおすすめします。
Webコンテンツでは、読者が知りたい情報をわかりやすく提供することが求められます。
わかりやすく情報を提供するには文章だけでなく、図解やイラストを交えることも大切です。
図解やイラストはパッと見ただけで情報を直感的に把握できるので、読者が情報を理解する負担を軽くします。
文字単価2円以上を目指すなら、デザインスキルを習得しましょう。
ブログで成果を出す
ブログで成果を出せば、実績としてアピールできます。
実績があるライターとないライターでは、大きな差があります。
実績があるライターには、発注者も安心して仕事を依頼できます。
そのため、ブログで出した成果はプロフィールやポートフォリオに必ず記載しましょう。
インタビュースキルを習得する
Webライターの仕事は情報を調べて文章を書くだけでなく、インタビューして記事を書く仕事もあります。
インタビュー記事は文字単価ではなく、記事単価で報酬が支払われます。
文字単価より記事単価のほうが効率よく稼げるケースも多いです。
興味のある人は、インタビュー記事の執筆を検討してみてください。
文字単価を上げる方法【プロフェッショナル対象】
ここでは、文字単価5円以上のプロフェッショナルになるために必要な方法を紹介します。
- 専門分野を究める
- セールスライティングを習得する
専門分野を究める
文字単価5円以上になると、高度な専門性が求められる機会が増えます。
- 医療
- 法律
- 保険
- 投資
- 不動産など
上記のジャンルは、ネットで調べただけでは記事を書くのが難しいです。
専門分野は需要が高いので、文字単価も高くなる傾向があります。
専門分野を極めるには「司法書士」「不動産鑑定士」などの難易度の高い資格を取得することが効果的です。
セールスライティングを習得する
セールスライティングとは、商品やサービスを売り込むための文章を作成するスキルを指します。
一般的な文章とは異なり、読者に商品やサービスを購入するように誘導することを目的としています。
セールスライティングの基本的なポイントは、以下のとおりです。
- ターゲットを明確にする
- メリットを強調する
- 説明に説得力をもたせる
- 行動を促す
商品やサービスを購入してほしい人を明確にし、その人たちの悩みや問題点を把握することが大切です。
文字単価を高確率で上げる単価交渉のコツ
文字単価の高い仕事を獲得するのも重要ですが、今の仕事で文字単価をアップする方法も知りたいのではないでしょうか。
ここでは、文字単価をアップするコツについて解説します。
単価アップ交渉を検討している人は参考にしてください。
- 20記事ほど納品してから単価アップ交渉をする
- 発注者に手伝えることはないか聞く
20記事ほど納品してから単価アップ交渉をする
20記事ほど納品してから単価アップの交渉をすると、成功する確率が高くなるでしょう。
発注者からすれば、20記事もの仕事を依頼したくなるほど信頼しているライターにやめられると困るからです。
そのため、単価アップ交渉に応じる可能性が高いです。
断られる可能性もありますが、断られても継続案件が途切れる可能性は低いでしょう。
おそれず積極的に交渉することをおすすめします。
発注者に手伝えることはないか聞く
仕事に慣れてきたら、自分から発注者に「手伝えることはありませんか?」と提案してみましょう。
単純に業務を増やせば単価アップする可能性がありますが、単価が上がらなくても信頼関係を築くことができます。
信頼関係ができると長期的な契約につながり、単価アップの可能性も高くなるでしょう。
単価をアップするためには、発注者に少しでも貢献する姿勢が大切です。
Webライターの報酬は3種類ある
Webライターの報酬形態って、どうなってるの?
Webライターの報酬は3種類あります。
- 文字単価
- 記事単価
- 時間単価
1つずつ解説していきます。
文字単価
「文字単価」とは、1文字あたりの単価を指します。
「1文字〇円」といったように、1文字あたりの報酬金額が決められており、文字数が増えるごとに報酬が上がる仕組みです。
クラウドソーシングサイトでは「クラウドワークス」「ランサーズ」など、大半の仕事の報酬は文字単価で設定されています。
記事単価
「記事単価」とは、1記事あたりの単価のことです。
1記事あたりの報酬金額が「1記事3万円」のように決められていて、文字数にかかわらず報酬は一定です。
Webライターに依頼される仕事は、記事の執筆以外にもさまざまな業務があります。
例えば「WordPressへの入稿」「図解作成」「インタビュー」などがあり、記事を作るための工程を全般的に引き受けることもあります。
上記の場合、1記事を作る時間と労力を考慮して「記事単価」が設定されるのです。
ちなみに、記事単価はクラウドソーシングサイトを経由しない直接依頼の仕事で多いです。
時間単価
数は少ないですが、時間に応じて報酬を設定している「時給単価」もあります。
時給単価は、執筆だけでなく企画や編集、ディレクター業務を含めて依頼されるのが一般的です。
また、業務委託で企業に常駐して働く場合にも採用されています。
まとめ:文字単価をアップして稼げるWebライターになろう!
Webライターの文字単価の相場や、単価をアップするコツについて解説しました。
文字単価をアップして稼げるWebライターになりましょう。
単価をアップするには、単価アップ交渉をするのはもちろん、今の仕事より高単価の仕事に応募する方法もあります。
文字単価が1円以上であれば、クラウドソーシング以外で仕事の獲得を目指すのもアリです。
直接契約を獲得するコツは以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は読んでみてください。
Webライターが直接契約を簡単に受注するコツ!失敗しないための注意点も解説
コメント