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比喩表現の使い方がよくわからないから、わかりやすく教えてほしい。
比喩表現って何種類あるの?
比喩表現を日常でも使えるようになりたいな。
こういった疑問や悩みに応える記事です。
こんにちは、この記事を書いたひがしです。
ぼくはフリーランスのWebライターをしています。
文章を書くプロであるぼくが、比喩表現を中学生でも理解できるように記事を書きました。
比喩表現は何種類もあってややこしく、使い方がよくわからないですよね?
この記事を読めば、比喩表現の使い方をバッチリ理解できます。
比喩表現をうまく使えるようになりたい人は、最後まで読んでみてください!
比喩表現の概要
初めに、比喩表現の概要を解説します。
- 比喩表現とは
- 比喩表現の重要性
- 比喩表現の種類一覧:提喩・換喩・隠喩・直喩・メタファー
1つずつ解説します。
比喩表現とは
比喩表現とは、物事をほかのものに例えて表現することです。
一例を見てみましょう。
人間がライオンなわけないですが「まるで」という言葉を使うことで、ライオンのような勇敢さを持っていること表現しています。
これが例えば「彼は勇敢だ」だとどうでしょう。
何だか味気ないというか、印象に残りません。
このように、比喩表現は普通の言い方よりも印象を与えやすいです。
比喩表現の重要性
別に比喩表現を使わなくても、伝えたいことを伝えるだけなら可能です。
前述した例でもわかるように、比喩を使わなくても彼が勇敢であることは伝えられます。
比喩を効果的に使うためにも、以下の使い方を覚えておきましょう。
- 表現したいことを強調する
- 表現したいことを感情的にする
- 伝えたいことをわかりやすくイメージさせる
比喩を使うことで、言葉を感情的に表現したりわかりやすくイメージしてもらえるので、小説や詩で使われるのが一般的です。
日常生活で使うことはまずないですが、使えるとかっこいいかもです(笑)
比喩表現の種類一覧:提喩・換喩・隠喩・直喩・メタファー
比喩表現にはさまざまな種類があります。
一覧表にまとめたので、参考にしてください。
比喩表現3つの具体例
ここでは、比喩表現の具体例を解説します。
- 直喩を使った比喩表現の例
- 隠喩(暗喩)を使った比喩表現の例
- 英語における比喩表現の例
比喩表現の使い方がいまいちよくわからない人は、参考にしてみてください。
直喩を使った比喩表現の例
直喩は「まるで〇〇のようだ」のように、まるでという言葉を使って例える比喩表現です。
彼女はもちろん太陽ではないですが、太陽のような輝きを放つ存在であることを表現しています。
また「彼女の美しさは、まるで花のようだ」というと、彼女が花のようにきれいであることを表現できます。
隠喩(暗喩)を使った比喩表現の例
隠喩とは「まるで」という言葉を使わずに例える比喩表現を指し、暗喩とも呼ばれます。
- ペレはサッカーの王様だ
- 松下幸之助は経営の神様だ
上記の例でいえば「サッカーの王様」「経営の神様」が隠喩になります。
実際、ペレや松下幸之助は王様じゃないし、神様でもないですよね。
これが隠喩です。
英語における比喩表現の例
例えば「Time is money」という表現は、文字通りには「時間はお金」という意味ですが、実際には「時間はとても貴重」ということを伝えています。
また「He has a heart of stone」というと「彼の心は石のようだ」という意味ですが、これは彼が感情がなく冷たい人だということを表しています。
表現力を豊かにする比喩の使い方
ここでは、表現力を豊かにする比喩の使い方を解説します。
- 小説や文章の比喩表現
- 会話を盛り上げるときの比喩表現
- 「みたい」を使った比喩表現
1つずつ見ていきましょう。
小説や文章の比喩表現
小説や文章でよく使われる比喩表現は、物事をもっと面白く、鮮やかに伝えるための言い方です。
例えば「彼の笑顔は太陽のようだ」というと、彼の笑顔がとても明るく温かいことを伝えます。
また「彼女は猫のようにしなやかだ」と表現すると、彼女の動きが柔らかくて上品な様子を想像させます。
このように、普通の言葉では伝えきれない雰囲気をほかのモノと比べて表現することで、読む人の心に深く印象づけることが可能です。
小説や詩では、この手法を使って物語や描写を豊かにしています。
会話を盛り上げるときの比喩表現
会話を盛り上げる時に使える比喩表現は、話を面白くして聞き手の興味を引きます。
例えば、とても忙しい状況を「まるでミツバチの巣のようだ」と表現すると、忙しく動き回る様子が目に浮かぶようです。
また「彼は風のように速く走る」というと、彼の速さを風に例えて、その迫力や速さを感じさせられます。
このように、普通の言い方よりも想像力を働かせる比喩を使うことで、会話がより生き生きとし、聞き手も話に引き込まれやすくなります。
友達との会話で、こんな風に比喩を取り入れてみるといいでしょう。
「みたい」を使った比喩表現
「みたい」を使った比喩表現は、何かをほかのモノに例えて伝える方法です。
例えば「彼はチーターみたいに速い」というと、彼はチーターではないけれど、チーターの速さをもっていることを表現しています。
また「空は海みたいに広い」という表現は、空が海のように広大であることをイメージできます。
このように「みたい」を使うと、比較しているモノの特徴や雰囲気を伝えやすく、話がわかりやすくなるんです。
友達との会話や作文で使ってみると、表現が豊かになり、比喩表現を使うのがもっと面白くなるでしょう。
特殊な比喩表現である擬人法とは
擬人法とは、人間でないものを人間に例える比喩表現です。
- 愛は地球を救う
- 空が泣いている
- 風が歌を歌っている
上記の例文でいえば「愛」「空」「風」という、人間でないものを人間に例えているのがわかりますね。
擬人法を使うと話や文章が面白くなり、読み手の想像力を刺激できるので、物語や詩などでよく使われる手法です。
擬人法の種類
擬人法にはいくつか種類があります。
まず、モノや動物に人間のような感情を与えるタイプがあります。
次に、物や動物が人間のように話したり行動したりするタイプもあります。
童話で動物が人間の言葉を話すのはこの例です。また、自然現象や物に、人間の特性を表す言葉を使って表現するタイプもあります。
これらの擬人法は物語や詩を面白くし、想像力を豊かにする効果があります。
擬人法の活用例
擬人法の活用例として、以下が考えられます。
「風」に擬人法を適用し、自然界の活気を表現しています。
「希望」に擬人法を用いて、未来への期待を強調しています。
「夜」「星々」に感情やコミュニケーションの要素を与えています。
小学生・中学生向けの比喩表現の学習方法と活用のコツ
小学生や中学生が比喩表現を学ぶには、まず身近な例から始めるといいです。
例えば、日常会話や読んでいる本のなかで「〜のようだ」という表現を見つけたら、どこが比喩になっているか考えてみます。
次に、自分で面白い比喩を考えてみるのも良い方法です。
例えば「友達はチーターのように速く走る」といった具体的な例を作ってみます。
また、マンガや小説で比喩表現を探してみるのも楽しいですよ。
これらの活動を通じて、比喩表現がどのように使われているかを理解すると、比喩表現をうまく使えるようになります。
おわりに
比喩表現の種類や使い方などを解説しました。
文章力を向上させたい人は、添削を受けるのがおすすめです。
- 客観的な視点から文章の誤りに気づける
- 文章の悪癖に気づける
- 文章の改善点が明確になる
- 文章の説得力や訴求力を高められる
- 文法や句読点の使い方など、基本的な文章の型を学べる
ぼくも添削を受けて文章力が向上しました。
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