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執筆するのに時間がかかる。生産性を高めるためのツールが知りたい!
上記の悩みを解決します。
初心者webライターによくある悩みが「執筆するのに時間がかかる」です。
ぼくも初めての仕事では、1記事書くのに6時間もかかっていました。
本記事では、執筆するのに時間がかかる悩みを解決するのに役立つツールを紹介します。
ツールを活用すれば執筆するのが速くなるだけでなく、記事の質も格段にアップします。
この記事を読めば、もうツールを探し回る必要もありません。
Webライターにとって必要なツールは、この記事ですべてまとめています。
Webライター向けのツールが知りたい人は、ぜひ読んでみてください!
※量が膨大なので、目次から興味のあるツールのみ選んで読むのがおすすめです。
Webライターにおすすめの文章作成ツール
Webライターの仕事で欠かせない、文章作成ツールについて紹介します。
Googleドキュメント
「Googleドキュメント」はWebライターの仕事でよく使う文章作成ツールです。
複数のユーザーが同時に文書を編集でき、画像や表を簡単に挿入可能です。
自動保存機能が付いているので、いちいち文書を保存する必要もありません。
word
「word」もGoogleドキュメントと同じくらいよく使う文章作成ツールです。
文書作成に必要な機能が多数あり、テキストの書式設定・スタイルの適用・ヘッダーやフッターの追加などが簡単におこなえます。
発注者からは、Googleドキュメントかwordで納品するよう指示されるケースが多いです。両方使えると、さまざまな仕事に対応できます。
Webライターにおすすめの誤字脱字チェックツール
誤字脱字が多いと、継続案件が途切れかねません。
Webライターの仕事で欠かせない誤字脱字のチェックをサポートしてくれるツールを紹介します。
enno
「enno」は、誤字脱字やおかしな日本語にアドバイスしてくれる文章推敲ツールです。
ぼくの場合は発注者に納品する前に、必ずennoで誤字脱字がないかチェックしています。
目視だとミスする可能性も高くなるので、ennoで誤字脱字チェックをしてから納品することをおすすめします。
word
wordにも文章を推敲してくれる機能が搭載されています。
wordを使っている人は無料で使えるので、wordで文章を推敲するのもありでしょう。
文賢
「文賢」は有料の文章推敲ツールです。
推敲にかかる時間を短縮できますが、費用が月額2,178円と高いのが難点です。
さすがに有料なだけあって、ennoと比べると使える機能が充実してます。
予算と相談して、導入するか決めるとよいでしょう。
文賢については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は読んでみてください。
>>文賢は使えないって本当?評判や口コミを徹底的に調べてみた
Webライターにおすすめの文字数カウントツール
Webライターの仕事は文字数の指定があるので、文字数をカウントできるツールは必須です。
無料で使える文字数カウントツールを紹介します。
Googleドキュメント文字数カウント機能
Googleドキュメント内で「Ctri+shift+C」と入力すると、文字数カウント機能を使えます。
GoogleドキュメントでWebライターの仕事をする場合は必須なので、覚えておきましょう。
かんたん文字数カウント
「かんたん文字数カウント」も便利な文字数カウントツールです。
Google chromeの拡張機能でインストールすると使えます。
Googleドキュメントやwordで文章を書くなら必要ないですが、ブログ記事を書くときに重宝するツールです。
Webライターは実績作りのためにブログ記事を執筆する機会も多いので、ブログを運営している人におすすめです。
Webライターにおすすめのチャットツール
Webライターは、クラウドソーシングかチャットツールを使って発注者とやり取りします。
ここでは、Webライターの仕事でよく使うチャットツールを紹介します。
Chatwork
チャットツールでもっとも使う機会が多いのが「Chatwork」です。
発注者から「Chatworkでやり取りしたい」といわれない限り、必ずしも導入する必要はありません。
しかし、Webライターとして仕事している限り、遅かれ早かれ導入するツールです。
Gmail
「Gmail」は、Googleが提供しているツールです。
チャットワークほど使う機会はありませんが、連絡先として利用する機会があります。
Webライター以外の仕事でも重宝するので、早めに導入するとよいでしょう。
Slack
「Slack」もWebライターの仕事で使う機会があります。
しかし、使う頻度は少ないので、発注者から「Slackでやり取りしたい」といわれない限りは導入しなくてOKです。
Webライターにおすすめのオンラインミーティングツール
オンラインミーティングツールは、案件に応募したときや仕事の打ち合わせに使います。
主に「Zoom」「Google meet」がよく利用されます。
Zoom
「Zoom」は無料で使えるオンラインミーティングツールです。
カメラやマイクを使ったビデオ会議のほか、画面共有やチャット機能も備えています。
またセキュリティ機能も充実しており、パスワードやミーティングIDの設定など、外部からの不正アクセスを防止するための機能が充実しています。
Google Meet
「Google Meet」もZoomと同じく無料で使えるオンラインミーティングツールです。
ビデオ通話・音声通話・チャット機能を備え、Googleカレンダーとの連携も可能です。
Webライターにおすすめのショートカットツール
効率よく稼ぐためにも、時短につながるツールを使うのはおすすめです。
時短につながるおすすめのショートカットツール「Clibor」を紹介します。
Clibor
Clibor(クリボー)は、コピーしたテキストデータを保存して再度利用できるツールです。
「Cliborがなくては仕事にならない」と思えるほど、便利なツールです。
webライターは同じ言葉を頻繁に使うので、保存したテキストを呼び出してコピペすると時短につながります。
ぼくは構成作成のときに構成シートを登録しておいて、Googleドキュメントに貼り付けて作業しています。
生産性アップにつながるので、ぜひ試してみてください。
Webライターにおすすめのメモツール
Webライターは文章を書く仕事なので、思いついたことをメモしておくと文章を書くときに役立ちます。
ここでは、メモツールについて紹介します。
Evernote
「Evernote」は、ノートを取るようにさまざまな形式で情報を書き込めるメモアプリです。
テキスト・画像・PDFファイルなどを保存できます。
個人がメモを取るのに役立つのはもちろん、複数の人たちで同じ情報を共有できるので、ビジネスシーンでも使い勝手が良いです。
Google Keep
「Google Keep」は、Googleが提供するメモアプリです。
テキストメモ・リスト・音声など、さまざまな形式で情報を記録し整理できます。
Googleドキュメント
Googleドキュメントはメモとして使っても優秀です。
Googleドキュメントの場合、簡単なメモというよりは長文でメモを書きたいときによく使います。
Webライターにおすすめのキーワード選定ツール
初心者Webライターであれば使う機会はほぼありませんが、キーワード選定や構成作成を担当しているライターであれば、キーワード選定ツールは必須です。
おすすめのキーワード選定ツールを紹介します。
ruri-co
「ruri-co」は、完全無料で使えるキーワード選定ツールです。
キーワードを取得できるのはもちろん、無料ツールにも関わらず検索ボリュームまで無制限で調べられる優れものです。
GetKeyword
「GetKeyword」は、サジェストワードと検索ボリュームを、一度の検索で取得できる無料ツールです。
サジェストワードと検索ボリュームを無料で取得できるツールは少ないので、重宝しています。
ただし機能制限があり、キーワード検索は1日4回までとなっているのが難点です。
機能制限に抵抗のある人は、前述したruri-coがおすすめです。
Ubersuggest
「Ubersuggest」は、キーワードリサーチや競合分析ができるキーワード選定ツールです。
無料版は機能制限があるので、機能制限を解消したい人は有料版での契約となります。
ラッコキーワード
「ラッコキーワード」は、無料でサジェストキーワードを取得できるツールです。
検索ボリュームについては有料版にしないとわからないのが難点ですが、膨大なサジェストキーワードを取得できるので、キーワード選定に役立ちます。
ラッコキーワードの使い方を以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は読んでみてください。
キーワードプランナー
「キーワードプランナー」は、Googleが提供するキーワード選定ツールです。
ラッコキーワードと違い無料でも検索ボリュームを把握できますが「100~1,000回」「1万~10万」とざっくりしたボリュームしかわかりません。
キーワード選定ツールとして有名ですが、個人的には正確な検索ボリュームを把握できるGetKeywordやruri-coのほうがおすすめです。
Webライターにおすすめの構成作成ツール
構成作成担当者には欠かせない、構成作成で役立つツールを紹介します。
再検索キーワード調査ツール
「再検索キーワード調査ツール」は、見出しを作るときやペルソナ設定をする際によく利用します。
このツールのすごいところは、読者が再検索したキーワードがわかることです。
調べ直したということは、読者は記事を読んでも悩みや疑問を解決できていないということです。
つまり、再検索したキーワードを含めて校正を作れば、読者ニーズを満たせる記事を作るのに役立ちます。
ヤフー知恵袋
「ヤフー知恵袋」も構成作成する際によく使います。
ヤフー知恵袋はユーザーのリアルな悩みが書いてあるので、ペルソナ設定や見出しの作成に使えます。
Twitterより悩みや疑問が詳細に書かれていることが多いので、ユーザーの悩みが知りたければ、ヤフー知恵袋で調べるのがおすすめです。
Webライターにおすすめのリサーチツール
ここでは、リサーチに役立つツールを紹介します。
読者の悩みを解決するのに役立つ、質の高い情報を素早く集めるのに重宝します。
Kindle Unlimited
「Kindle Unlimited」は、Amazonが提供する電子書籍のサブスクリプションサービスです。
月額990円で、対象の書籍や雑誌などのデジタルコンテンツを無制限で読めます。
Webライターの仕事は書籍を読んでリサーチする機会が多いので、月額990円で書籍読み放題はお得です。
「書籍代を抑えたい」という人は、Kindle Unlimitedの利用を検討してみてください。
書籍
情報収集するのに定番のツールが書籍です。
書籍はWebサイトと違い費用が発生しますが、書籍で情報を集めると以下のメリットがあります。
- 信頼性の高い情報を得られる
- 体系的な情報を学べる
- webサイトにはない情報を提供できる
Webサイトに書いてある情報を載せても上位表示は難しくなっているので、いかに上位記事が書いていない情報を載せるのかが重要です。
書籍の情報は競合との差別化になるので、積極的に利用するとよいでしょう。
YouTube
「YouTube」も無料で情報収集するのに便利なツールです。
Webサイトに載っている情報を書いてしまうとコピペ率が高くなりますが、YouTubeの情報であればその心配もありません。
また動画は、テキスト情報よりもインプットする際の負担が軽いのもメリットです。
テキスト情報ばかり見て飽きてきたら、YouTubeで情報収集するのもありです。
ChatGPT
最近話題の「ChatGPT」は、リサーチにおいて役立ちます。
AIは質問した内容の答えをすぐに返してくれるので、リサーチにかかる時間を短縮できるからです。
ChatGPTを用いたリサーチの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
AIを使って効率よくリサーチしたい人は、ぜひ参考にしてください。
>>WebライターがAIに仕事を取られる?生き残るために必要なスキルを解説
e-Stat
「e-Stat」は、政府統計のデータをインターネット上で公開しているサイトです。
労働統計・国民所得・環境統計などのさまざまなデータを閲覧できます。
SEOで上位表示するためにも、信憑性の高い情報を盛り込むことが重要です。
e-Statは、政府が発信している信憑性の高い情報を利用できて便利です。
Webライターにおすすめの競合調査ツール
構成作成時に欠かせない、競合調査ツールについて解説します。
SEOチェキ
「SEOチェキ」は、無料で使えるSEO診断ツールです。
調べたいサイトのURLを入力するだけで、競合のサイトを分析できます。
ただし、あくまで無料なので改易的な情報しか知ることはできません。
SimilarWeb
「SimilarWeb」は、イスラエルの会社が開発した競合分析ツールです。
有料版もありますが、無料版でも利用できます。
競合サイトの月間訪問者数や、流入の多いキーワードなどを調査できます。
Webライターにおすすめのマインドマップツール
マインドマップツールはWebライターの仕事に必須ではありませんが、情報を整理するのに役立つツールです。
使ったことがない人は、ぜひ試してみてください。
MindNode
「MindNode」は、iOS・MacOS用のマインドマップ作成ツールです。
シンプルな機能でありながら豊富なテンプレートを備えており、構成作成や情報を整理したいときに役立ちます。
MindMeister
「MindMeister」は、クラウド上で利用できるマインドマップツールで、Windows・iOSどちらでも使えます。
無料でも使えますが、無料だと3つしかマインドマップを作成できません。
前述したMindNodeはマインドマップ作成数に制限がないので、iPhone・MacユーザーならMindNodeのほうがおすすめです。
Webライターにおすすめのタスク管理ツール
Webライターの仕事では、数多くのタスクがあります。
タスクを手帳で管理するの大変なので、タスク管理ツールを使うのがおすすめです。
Trello
「Trello」は、タスクやプロジェクトの管理を効率化するためのツールです。
ボード・リスト・カードなどの要素を使ってタスクを可視化し、誰でも簡単にタスクの進捗状況を管理できます。
Notion
「Notion」は、タスク管理やドキュメントの作成など、多目的に使えるツールです。
ノートやタスク、カレンダーなどを1つのページに統合でき、個人利用からチームでのプロジェクト管理まで様々な用途に利用できます。
Webライターにおすすめのコピペチェックツール
Webライターの仕事では、発注者に記事を納品する前にコピペチェックをおこなう必要があります。
一般的に「類似度10%以下・一致率50%以下」が合格基準になるので、指定されている数値を上回っている場合は修正が必要です。
Webライターの仕事に欠かせない、コピペチェックツールを紹介します。
CCD
「CCD」は、無料で利用できるコピペチェックツールです。
無料ツールにありがちな回数制限や、面倒な会員登録はありません。
コピペチェックできる文字数の上限は、無料プランだと4,000文字、有料プランは8,000文字です。
コピペリン
「コピペリン」は、株式会社サクラボが提供するコピペチェックツールです。
CCDより機能が充実していますが、月額500円(税別)の料金が発生します。
発注者ならともかく、Webライターの仕事をしているだけなら、無料で使えるCCDのほうがおすすめです。
Webライターにおすすめの類語検索ツール
Webライターは文章を書く仕事なので、幅広い言葉の表現が求められる機会があります。
ここでは、使える言葉の幅を広げられるおすすめの類語検索ツールを紹介します。
Weblio類語辞典
「Weblio類語辞典」は、Weblioが提供する無料の日本語類語辞典で、類似した意味を持つ別の単語を検索できます。
例えば「ライター」と入力すると、「作家」「物書き」「原著者」などの、類似した単語を教えてくれます。
日本語オノマトペ辞典
「日本語オノマトペ辞典」は、オノマトペ(擬音語や擬態語)をまとめたアプリです。
「あっさり」「ガタガタ」「シトシト」などの、オノマトペを無料で学べます。
Webライターにおすすめの画像選定ツール
Webライターは文章を書くだけでなく、画像を選んで記事に載せる業務もあります。
ここではおすすめの画像選定ツールを紹介します。
イラストAC
「イラストAC」は、イラストレーターが作成した写真素材を無料でダウンロードできるサイトです。
無料のわりにおしゃれなイラストが多く、このブログでもよく利用しています。
しかし、ダウンロードに15秒ほど時間がかかるので、ダウンロードにかかる時間を短縮したい人は後述する「O-DAN」がおすすめです。
いらすとや
「いらすとや」は無料イラストを提供しているサイトで、個人や商用を問わず利用できます。
ブログ・テレビ・お店などでも、いらすとやのイラストをよく見かけます。
Webライターの仕事で使う機会はほぼないので、ブログをやる人におすすめです。
O-DAN
「O-DAN」は、世界中にある40以上のフォトサイトから、無料で写真素材をダウンロードできるサイトです。
海外のフォトサイトなので、写真のモデルは外国人です。
外国人モデルでも問題がないならO-DAN、日本人モデルが良いなら写真ACをおすすめします。
Webライターにおすすめの画像編集ツール
画像編集ツールは、アイキャッチや図解を作成する際に使います。
初心者Webライターが使う機会は少ないと思いますが、いちおう紹介します。
Canva
「Canva」は、オンライン上で簡単にグラフィックデザインをおこなえるツールです。
デザイン初心者でも、テンプレートを使って簡単にイラスト・ロゴ・SNS用の画像などを作れます。
無料で利用できるものと有料のものがあり、有料版はよりデザイン性の高い素材が用意されています。
TinyPNG
「TinyPNG」は、PNGおよびJPEG形式の画像を圧縮化できる無料ツールです。
画像を圧縮することで、Webサイトの読み込み速度を遅くさせない効果があります。
発注者が運営しているWebサイトに負担をかけないためにも、TinyPNGなどの画像圧縮ツールを利用することをおすすめします。
まとめ:ツールを使いこなして稼げるWebライターになろう!
ツールを活用すれば記事の質が上がったり時短につながるので、Webライターはツールを活用して仕事をこなす必要があります。
膨大な量のツールを紹介したので、役立つツールを探すのが大変かもしれません。
しかし、今回紹介したツールは生産性をアップするのにおすすめのツールです。
Webライターの仕事で本格的に稼いでいきたい人は、ぜひ試しに使ってみてください!
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