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テストライティングになかなか受からない。
少しでも合格率をアップする方法が知りたい!
クラウドソーシングを利用していると、ほぼ確実に存在するテストライティング。
テストライティングまではいっても、合格できず仕事がとれない人も多いでしょう。
本記事では、テストライティングに合格するコツについて解説しています。
この記事を読めば、苦戦していたテストライティングで合格できる確率がアップし、効率良く仕事を獲得して稼げるようになります。
5分もあれば読めるので、テストライティングで苦戦している人は最後まで読んでみてください。
初心者Webライターがテストライティングで落ちる8つの原因
何でテストライティングに合格しないんだろう?
初心者Webライターがテストライティングで落ちる原因は、以下の8つがあります。
- 単純に実力が不足していた
- 誤字脱字が多かった
- 納期を守らなかった
- コピペして提出した
- メッセージの返事が遅かった
- ほかの受験者のほうが優秀だった
- 発注者の要望をわかっていなかった
- テストライティングのルールを守らなかった
なかなかテストライティングに合格しない人は、該当するものがないかチェックしてみてください!
単純に実力が不足していた
実力不足で落ちたと考えるのがもっとも自然です。
- ライティングスキル
- 構成作成スキル
- SEOスキル
- デザインスキル
- WordPress入稿スキルなど
上記のスキルを有しているかはチェックされます。
誤字脱字が多かった
誤字脱字が多いのも、落ちた原因として考えられます。
Webライターは文章を書くプロなので「誤字脱字がないのは当たり前」という発注者が多いです。
そのため、誤字脱字が多いと、ライティングスキル以前の問題で落とされるでしょう。
納期を守らなかった
仕事である以上、納期を守るのも当たり前です。
仮にテストのクオリティが素晴らしくても、納期を守れないのではまず落とされます。
テストライティングに合格するためには、納期を守るのは最低限です。
コピペして提出した
コピペして提出したら、高確率で落とされます。
いやいや、そんな簡単にバレないでしょ?
と思うかもですが、まずバレます。
というのも「CCD」という、コピペをチェックするツールがあるからです。
このツールがある限り、不正をしてもまずバレるので注意してください。
メッセージの返事が遅かった
メッセージの返事が遅くて落ちた可能性もあります。
1日程度であれば問題ないと思いますが、例えば3日以上連絡がなければ、さすがに発注者も不安になります。
ぜんぜん連絡してこないな。
まさか、仕事を放り出して逃げた?
こんな風に疑われても仕方ありません。
どんな仕事にもいえることですが、仕事は信頼関係で成り立っています。
そのため、発注者を不安にさせるほど、テストライティングで落ちる可能性が高くなります。
ほかの受験者のほうが優秀だった
あなたのスキルやマナーに問題がなくても、ほかの受験者のほうが優秀で落とされる場合もあります。
人を採用する際には、基本的に定員が決まっているからです。
こういうケースもあるので、テストライティングに落ちてもあまり落ち込まなくていいかなと思います。
発注者の要望をわかっていなかった
発注者はテストライティングの提出を求める際に、さまざまな要望をもっています。
- 誤字脱字がない文章を提出してほしい
- 連絡は遅くても24時間以内にしてほしい
- わかりやすい文章を書いてほしい
- 読者の視点で文章を書いてほしい
- 自社のルールを守って文章を書いてほしいなど
要望を満たすほど合格する確率は上がりますし、反対に、要望を満たしていないほど合格する確率は下がります。
発注者の要望は応募文に書いてあるケースが多いので、テストライティングを始める前に熟読しておきましょう。
テストライティングのルールを守らなかった
テストライティングのルールを守らなかったのが原因で落ちた可能性もあります。
- コピペはしないこと
- AIを利用せず自分で書くこと
- 著作権を守ること
- PREP法で執筆すること
- 文章を校正してから提出することなど
ルールはテストライティングを実施する際に伝えられます。
伝えてくれなかった場合は、発注者にルールを確認しましょう。
初心者Webライターがテストライティングに合格する7つのコツ
テストライティングに合格するコツは以下のとおりです。
- 納期の2~3日前に納品する
- レギュレーションを守る
- 納品前に誤字脱字チェックをおこなう
- 納品前にコピペチェックをおこなう
- 掲載先のトンマナに合わせる
- わからないことは質問する
- フィードバックを素直に反映する
どれも意識すれば簡単にできることばかりなので、試してみてください。
1つずつ見ていきましょう。
納期の2~3日前に納品する
納品は2~3日前におこなうのが望ましいです。
納期ギリギリになると発注者は不安になるだけでなく、修正や入稿作業に余計なストレスを感じるからです。
そのため、納期の2~3日前には納品するよう心がけましょう。
ただし、納期を意識しすぎて質が落ちることは避けてください。
高品質を維持したまま、納期の2~3日前に納品するのが理想です。
レギュレーションを守る
ルールを守ることは、記事制作においてもっとも基本的なことです。
ライティングする際には、記事の品質を一定に保つことを目的とした「レギュレーション」というルールがあります。
レギュレーションを守れないと高確率で不合格になるので、決められたルールを守りしましょう。
納品前に誤字脱字チェックをおこなう
発注者からすれば、誤字脱字がないのは当たり前だと思っています。
そのため、誤字脱字は入念にチェックしましょう。
誤字脱字をチェックする方法は、音読や誤字脱字をチェックするツールを用いる方法があります。
黙読はミスを見落としやすいのでおすすめしません。
執筆が終わったら、音読するか誤字脱字チェックツールを用いて確認しましょう。
納品前にコピペチェックをおこなう
納品前に「CCD」というコピペチェックツールを使って、コピペチェックをおこないます。
一致率や類似度の数値が高いとコピーコンテンツとみなされ、ほぼ確実に不合格になります。
一致率は50%、類似度は10%を下回るように指定する発注者が多いです。
コピペチェックをして一致率が50%、類似度が10%を上回る場合は、修正する必要があります。
掲載先のトンマナに合わせる
トンマナ(トーン&マナー)とは、デザインを統一するためのルールを指します。
- ですます調で書く
- 口語表現を使わない
- 大見出しで箇条書きを使わないなど
トンマナが合わないと修正依頼を出されるか不合格になる可能性が高いので、注意が必要です。
トンマナを確認するには、発注者が関わっているメディアを見せてもらいます。
しかし、メディアを見せてもらえないこともあります。
その場合は、発注者に質問しましょう。
わからないことは質問する
わからないことをわからないままにすると、発注者が求める記事を提供するのは難しいです。
Google検索などで調べればわかることを質問するのは問題ですが、調べてもわからないなら質問しましょう。
特に想定読者が曖昧でよくわからない場合は、質問するといいです。
フィードバックを素直に反映する
テストライティングを納品した際には、フィードバックを受ける機会があります。
このフィードバックを素直に受け止め、反映できるかがテストライティングで合格するために重要なポイントです。
ぼくも何百回とイライラしてきたので、気持ちはよーくわかります。
しかし、発注者からしてみれば期待しているからこそフィードバックしているんですよね。
「何をいってもムダ」と思われているなら、フィードバックはされないでしょう。
自身の成長にもつながるので、受けたフィードバックは素直に受け止めて反映するよう心がけましょう。
初心者Webライターがテストライティングを受ける際の注意点5つ
ここでは、テストライティングを受ける際の注意点について解説します。
- 報酬が無料のテストは避ける
- テストの本数が多い案件は避ける
- メッセージは24時間以内に返す
- 上位記事の内容をマネしすぎない
- 指定文字数を下回らない
なかなかテストライティングに合格しない人は、参考にしてみてください。
報酬が無料のテストは避ける
無報酬の場合は、テストを受ける必要はありません。
実際、クラウドワークスでも無報酬での仕事依頼は禁止されています。
仕事依頼ガイドラインでは「すでに作成済みのサンプルやポートフォリオの提出ではなく、テストライティングやサンプル作成を無報酬でおこなわせる、または基準に満たない場合は報酬を支払わないなど、無報酬での作業を示唆する依頼」を禁止しています。
引用:クラウドワークス|【共通】仮払い前のテストやサンプル作成の依頼について(禁止行為)
また報酬が極端に低い(10円など)場合も受けなくていいです。
ただし、直接契約の場合はテストライティングが無報酬のケースが多いので、無報酬でも仕方ありません。
テストの本数が多い案件は避ける
ライターの実力や案件の適性を知るためには、何10記事もテストを受ける必要はありません。
1~2記事ほど見れば十分です。
何10記事も依頼するというのは、依頼だけして本契約する気はない可能性があるので、避けたほうが無難です。
メッセージは24時間以内に返す
メッセージの返信は、24時間以内が目安です。
もし24時間以上経っても返信がないと、発注者は不安を感じます。
もちろん、1秒でも早く返信するのが望ましいです。
返信がすぐにできない場合は、24時間以内に返信しましょう。
上位記事の内容をマネしすぎない
テストライティングをおこなう際には、上位記事を参考にすることが一般的です。
しかし、マネしすぎてパクリコンテンツにならないよう注意が必要です。
上位記事をマネしすぎるとコピペ率が高くなります。
コピペ率が高いと発注者からの評価が下がり、不合格になる可能性も高くなります。
また、上位記事の内容と似すぎていると、発注者からオリジナリティがないと判断され、合格は難しくなるでしょう。
テストライティングで合格するには上位記事を参考にしつつ、自分なりの工夫を加えた記事を書くことが大切です。
指定文字数を下回らない
テストライティングを依頼される際に、指定文字数があります。
指定文字数は多い分には指摘される機会は少ないですが、指定文字数を下回ると発注者から嫌がられるので注意が必要です。
ぼくも指定文字数を下回った結果、継続案件の仕事が途切れたことがあります。
発注者からすれば指定文字数でお金を払っているのに、少ない文字数だと損していることになります。
くれぐれも指定文字数を下回らないように注意しましょう。
【体験談】Webライターがテストライティングに落ちたときの考え方
テストライティングで合格できない。
もうヤダ。
ぼくもテストライティングに落ちるたびに、落ち込んでいました。
しかし、落ち込んでもいいことはないので、以下のように考えることにしました。
- 「100%合格できるわけじゃないし、しょうがないな」
- 「内省して次に生かせばいいや」
- 「もっと勉強して合格できる確率を上げよう」
上記の考え方に変えてからは、テストライティングに落ちてもあまり落ち込まなくなりました。
「もっと腕を上げて見返してやる」くらいの気持ちがあると、どんどんライティングのスキルも上がっていきます。
ライティングのスキルが上がれば、テストライティングで合格する確率もアップします。
そのため、テストライティングに落ちても、腕を上げていけばOKです。
挑戦した経験はムダになりません。
Webライターのテストライティングについてよくある質問
最後に、テストライティングについてよくある質問にお答えします。
テストライティングの種類って何パターンありますか?
主に以下の3つです。
- ライティングのみ
- 構成作成+ライティング
- 企業独自のテスト
単価の低い案件だとライティングのみ、単価が高い案件だと構成作成+ライティングが多い印象です。
企業独自のテストもたまに見かけますが、あまり一般的ではないです。
そのため、テストライティングの対策はライティングをメインにすると良いでしょう。
Webライティングのテストでチェックされるポイントが知りたいです
Webライティングのテストでチェックされるポイントは、以下のとおりです。
- 基礎的なライティングスキルがあるか
- マナーのよい人か
- 最低限のコミュ力があるか
- 納期を守れるか(早く納品するほど好印象)
- フィードバックを素直に反映してくれるか
上記を見てもわかるとおり、さして難しいことは求められません。
当たり前のことを当たり前にできる人を発注者は求めています。
テストライティングで合格するために何を勉強すればいいですか?
テストライティングは、ライティングスキルを確認するのが主な目的なので、ライティングについて勉強するのが最優先です。
単価の高い案件を狙うなら「SEO」「構成作成」の勉強もおすすめですよ。
テストライティングで必要な知識を学べるだけでなく、Webライターの仕事にも役立つので一石二鳥です。
まとめ:テストライティングに合格して仕事を獲得しよう!
クラウドソーシングサイトで仕事を応募する場合は、ほぼ確実にテストライティングがあります。
そのため、テストライティングに合格しないとなかなか仕事を受注できません。
つまり、初心者Webライターが仕事を勝ち取るためには、テストライティングに合格する必要があります。
今回の内容を参考にしてテストライティングで合格し、安定して仕事を獲得できるようになりましょう。
また、効率よく稼ぐためにWebライティングの勉強もしておくのがおすすめです。
Webライティングの勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。Webライティングを本格的に勉強したい人は、読んでみてください。
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