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Webライターの仕事に興味があるけど、始めるとどんなメリットがあるんだろう?
結論からいうと、Webライターの仕事は数多くのメリットがあるので、おすすめの仕事のひとつです。
具体的なメリットは後述しますが、おそらくあなたが考えている以上に多くのメリットがあります。
本記事では、Webライターの仕事をするメリットやデメリットを紹介し、最後にはWebライターに向いている人の特徴についてお伝えします。
この記事を読むことでWebライターの仕事の魅力を知り、あなたがWebライターを始めるべきかバッチリわかります。
Webライターの仕事に興味のある人は、最後まで読んでみてください。
Webライターの仕事をする10のメリット・魅力
Webライターの仕事をするメリットは以下のとおりです。
- 文章を書くのがうまくなる
- 未経験から始めやすい
- 初期投資が少ない
- 在宅で仕事ができる
- わかりやすい説明ができるようになる
- アフィリエイトで稼げるスキルが身につく
- 通勤しなくて済む
- 上司から攻撃されずに済む
- 営業力が身につく
- 発言に説得力が出る
1つずつ見ていきましょう。
文章を書くのがうまくなる
Webライターの仕事をするメリットのひとつは、文章を書くのがうまくなることです。
執筆回数をこなすほど文章を書くのに慣れて、文章を書くのがうまくなります。
また、Webライターの仕事では大半の発注者はマニュアルを用意しています。
文章の基本的な書き方や仕事のルールが書かれているので、マニュアルからも多くのスキルを学べますよ。
未経験から始めやすい
Webライターの仕事は未経験から始めやすいのが大きなメリットです。
プログラマーなどの専門職であれば、プログラミングスキルが必須です。
一方、Webライターは日本語を書く仕事なので、日本語さえわかれば誰でもできます。
未経験者でも、文字単価0.5円以上の求人は少なくありません。
そのため、Webライターを始めてから3ヵ月以内に月収1万円くらいなら十分可能です。
初期投資が少ない
初期投資が少ないのが、Webライターの魅力です。
パソコンやネット環境は必要ですが、すでにパソコンとネット環境があるなら、初期費用0円から始められます。
仮にパソコンをもっていなくても、高性能のパソコンは必須ではないので、3万円程度のパソコンで十分です。
勉強代も書籍を数冊読めば十分なので、高額なスクールに通ったり講座を受けたりする必要もありません。
在宅で仕事ができる
在宅で仕事ができると本当にラクです。ぼくはリモートワークで仕事しているので、通勤もありません。
浮いた時間をブログ執筆や副業に使えるので、在宅ワークはおすすめです。
また場所を選ばずに仕事ができるので、お気に入りのカフェやラウンジで仕事できるのも楽しいですよ。
わかりやすい説明ができるようになる
Webライターは情報をわかりやすく書くことが求められるので、わかりやすい説明ができるようになります。
わかりやすい説明ができることはどんな仕事でも求められるスキルなので、大きなメリットです。
例えば、上司への報連相、会議で使う資料作成、営業でクライアントに商品やサービスの説明をするなど、使える場面は数多くあります。
副業で収入を得られるのはもちろん、わかりやすい説明までできるようになるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
アフィリエイトで稼げるスキルが身につく
初心者にはあまり関係ない話ですが、Webライターの仕事をやっているとアフィリエイトで稼げるスキルが身につきます。
わかりやすく論理的な文章が求められるので、アフィリエイトで商品やサービスを紹介するときにも、説得力があるのです。
例えば「めちゃめちゃおすすめなので買ってください!」と強引に売りつけられるよりも、「この商品は〇〇の機能が付いている優れものです。〇〇で悩む人は使ってみてください」というほうが、説得力があります。
ブログを運営してアフィリエイトで稼ぎたい人にも、Webライターの仕事はおすすめです。
【関連記事】初心者Webライターはブログを開設するメリットが多い!おすすめのブログも紹介
通勤しなくて済む
個人的に大きなメリットだと思っています。
共感してもらえると思いますが、通勤てイライラするし疲れるし、おまけに給料まで出ない苦行だと考えています。
また、通勤で失う時間も少なくありません。
上の計算通りにいく人は少ないかもですが、いずれにしろ通勤で失う時間が多いのは伝わると思います。
時間を有効活用したい人は、Webライターの仕事はメリットが大きいですよ。
上司から攻撃されずに済む
上司から攻撃されて苦しんでる人も多いでしょう。
ぼくも精神へのダイレクトアタックを3万回は受けてるので、気持ちはよくわかります。
あなたも上司から多かれ少なかれ攻撃され、苦しんだ経験があるのではないでしょうか。
Webライターの仕事は高圧的な上司と関わる可能性はほぼ0なので、快適に仕事ができますよ。
営業力が身につく
Webライターの仕事をしていると、営業力が身につきます。
基本的には仕事を受注するために営業する必要があるので、自然と営業力を鍛えられるのです。
また、自分の価値を少しでも高める提案文の書き方や自己PRなど、学べることがたくさんあります。
営業力はWebライターの仕事に限らず、さまざまな仕事で活かすことができるスキルなので、身につけておくと便利です。
発言に説得力が出る
Webライターは読者の悩みや疑問を解決する記事を書く仕事です。
悩みや疑問を解決するためには、わかりやすい文章を書くのはもちろん、読者が行動しやすいように納得してもらう必要があります。
つまり、説得力のある文章を書くことを求められるので、発言に説得力が出るのです。
納得しないと人はなかなか行動しようとしないですからね。
そのため、説得力のある文章を書く練習になります。
発言に説得力があると、営業や企画の仕事をしている人にメリットが大きいといえるでしょう。
Webライターの仕事をする7つのデメリット
ここでは、Webライターの仕事をするデメリットについて解説します。
「Webライターの仕事を始めようか迷っている」という人は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、始めるか検討してみてください。
最初は稼ぎにくい
実績がないうちは単価が安いです。
そのため、実績を積んで単価を上げるまではきついと感じる人も多いでしょう。
単価の低い案件のなかには、文字単価0.1円以下の案件もあります。
文字単価0.1円だと、1万文字書いたところでたった1,000円です。
また、未経験の人は書くのに慣れていないので、人によっては1記事書くのに10時間以上かかることも。
しかし、単価が安くて時間がかかるのは最初だけです。
最初のきつい時期を乗り越えれば、稼ぎにくいデメリットを解消できます。
文章を書くのがめんどくさい
2つ目のデメリットは、文章を書くことに慣れるまでに時間がかかることです。
特に、未経験者は1記事書くのに2日以上かかることも多いです。
しかし、何回も執筆して慣れてくると、文章を速く書くコツもわかってきます。
コツさえつかめば、短時間で執筆できるようになります。
孤独感を感じやすい
Webライターは基本的にずっと家のなかで1人作業をする仕事です。
そのため、孤独を感じることも多いです。
ぼくは1人でいるのが苦ではないですが、孤独感を感じやすい人にとっては辛いんだろうなと思います。
孤独感を感じやすい人は、TwitterやInstagramなどでWebライター仲間を作ったり、オンラインサロンに参加すると孤独感の解消につながるでしょう。
記事を書かないと収入にならない
Webライターは発注者に記事を納品することで、報酬をいただく仕事です。
そのため、記事を書かないと収入になりません。
体調を崩したり病気になって寝込んでしまうと、収入がストップするおそれもあります。
また、継続して仕事をもらっていた発注者から契約を打ち切られて、仕事がなくなるケースもあります。
ブログのように、成功すれば自動的に収入が発生する仕事ではないので、収入が突然なくなるかもしれないリスクは頭に入れておくと良いでしょう。
ライバルが多い
Webライターは新規参入しやすいので、ライバルが多いといわれています。
ちょっと古いですが、以下のデータをご覧ください。
上のデータは2021年のものですが、フリーランス人口は前年から57%増加し、経済規模も約10兆円増加しています。
数が増えているということは、仕事を取りあうライバルも増えているということ。
当然、ライバルに負けると仕事が取りにくくなるので、収入が安定しないおそれがあります。
泥臭く営業しないといけない
実績のあるライターは発注者から仕事依頼もありますが、実績のないライターは自分で営業して仕事をとる必要があります。
Webライターなんて家にこもって、キーボードをカチャカチャする仕事でしょ?
と思うかもですが、あなたが想像している以上に泥臭い仕事ですよ。
営業するのに時間を使うのはもちろん、ポートフォリオを作ったり、提案文を作成して提出したりする必要があります。
「営業って苦手なんだよね」という人は、Webライターの仕事が苦痛に感じるかもしれません。
勉強することが山ほどある
Webライターは以下のように、勉強することが山ほどあります。
- ライティング
- SEO
- 構成作成
- マーケティング
- デザイン
- WordPress
- セールスライティング
また、SEOやマーケティングは時代の変化によってトレンドも変わるので、常に勉強が求められます。
そのため「勉強するのが苦痛で仕方ない」という人は、Webライターに向いてない可能性があります。
Webライターに向いてる人の特徴
Webライターをするメリット、デメリットについて紹介してきました。
メリット、デメリットを考慮すると、Webライターに向いている人は以下の特徴をもった人です。
- 文章を書くのが苦痛でない人
- 1人でいるのが好きな人
- じっと座ってられる人
- 在宅で仕事したい人
- 勉強や情報収集が好きな人
- 向上心のある人
- 細部にこだわれる人
特にWebライターに向いていると考えられる人は、「文章を書くのが苦痛でない人」です。
文章を書くのが苦痛に感じるなら、文章を書く仕事のWebライターはつらく感じると思うので、向いていないと考えられます。
文章を書くことが苦痛でない人は、Webライターの仕事をおすすめします。
Webライターに向いてる人の特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある人は参考にしてみてください。
>>Webライターに向いてる人7つの特徴!適性診断で向き不向きがわかる
Webライターに向いてない人の特徴
Webライターに向いてない人も紹介しますね。
以下に該当する人は、Webライターに向いてない可能性があります。
- 文章を書くのが苦痛な人
- 勉強が苦手な人
- じっとしてるのが苦手な人
- 向上心のない人
- 約束やルールを守れない人
上記に該当する人はWebライターに向いてない可能性はあるものの、実際にやってみないとわからないものです。
そのため「Webライターに興味はあるけど、始めようか迷っている」という人は、やってみることをおすすめします。
未経験からサクッとWebライターの仕事を始める3STEP
Webライターの仕事を始めてみようかな。
まず何から始めればいいの?
以下の手順でWebライターを始めるのがおすすめです。
「試しにWebライターを始めてみたい」という人は、参考にしてみてください。
STEP1:クラウドソーシングに登録する
最初のステップは、クラウドソーシングに登録することです。
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を提供する企業と、仕事を探している個人をつなげるサービスです。
登録は無料で、メールアドレスや基本情報を入力するだけで簡単にできます。
有名なプラットフォームには「クラウドワークス」「ランサーズ」などがあります。
登録後はプロフィールを充実させ、仕事を取るための準備をしておきましょう。
STEP2:案件に応募する
次のステップは、案件に応募することです。
登録したクラウドソーシングで、自分が興味のあるライティング案件を探します。
- 企業メディアの記事執筆
- ブログ記事の執筆
- 電子書籍の執筆代行など
応募する際には、あなたの経験やスキルに合った案件を選ぶことが大切です。
- 興味関心があるジャンル
- 実務経験のあるジャンル
- 専門的な資格をもっているジャンルなど
応募する案件の単価は1文字0.5円前後が目安です。
安すぎじゃない?
と思うかもですが、未経験者で文字単価0.5円以上を狙うのは難しいです。
そのため、最初は文字単価0.5円前後から始めることをおすすめします。
STEP3:採用されたら仕事を始める
最後のステップは、採用されたら仕事を始めることです。
採用されたら、クライアントとのコミュニケーションを大切にしましょう。
- 納期の確認
- 報酬の確認
- 仕事内容の確認
- 執筆ルールの確認
仕事を始めたら、納期を守って質の高い記事を提出することが重要です。
誠実に取り組むことで、継続して仕事をもらいやすくなります。
Webライターの仕事でよくある質問
最後に、Webライターの仕事でよくある質問にお答えします。
Webライターはどんな仕事をするのでしょうか?
Webライターの主な仕事内容は以下のとおりです。
- SEOライティング
- Webメディアの記事執筆
- ブログ記事の執筆代行
- ブログ記事のリライト代行
- 校正作業
- SNSの運用代行
- 電子書籍の執筆代行
- インタービュー記事の執筆
- Webメディアのディレクション業務など
特に多いのは、Webメディアの記事執筆やSEOライティングです。
ライターなので、文章を書く仕事が大半ですね。
【関連記事】Webライターってどんな仕事?仕事の種類や働き方を徹底解説!
Webライターは将来性のある仕事でしょうか?
将来性のある仕事だと思いますよ。
- 単価の高い仕事も多いから
- AIの文章には課題が多いから
- インターネット広告の需要が高いから
- スキルの高いWebライターが少ないから
- 動画やSNSコンテンツの仕事が増えているから
- 文章のコンテンツは常に一定の需要があるから
- ライティングスキルはほかの仕事にも応用できるから
特に、インターネット市場が伸びている点に将来性を感じます。
Webライターの将来性については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は参考にしてみてください。
>>Webライターの需要は高い!将来性が明るい理由7つを解説
Webライターの実態はひどいものでしょうか?
ひどいなと思うところもあります。
- 文字単価0.1円以下の仕事が存在するところ
- 無報酬のテストライティングが存在するところ
- 著作権を無視した仕事やサクラ案件があるところ
全体的にいえるのは、Webライターへのリスペクトが欠けている点です。
相手を尊敬する気持ちがあるなら、文字単価0.1円以下なんてありえないと思います。
もちろん、Webライターに敬意を表してくれるクライアントも多いです。
「ひどいクライアント」と仕事をしなければ、Webライターはわりといい仕事だと思いますよ。
初心者Webライターの収入はどれくらいでしょうか?
ぼくがクラウドワークスで調査したアンケートがあるので、お見せします。
※アンケート概要
クラウドワークスにて113名の方からアンケートを実施
アンケート対象はWebライター歴半年以内の方
集計期間は2023年9月22日~2023年10月7日
有効回答数109件、有効回答率96%(小数点以下切り捨て)
Webライター歴半年以内の人の月収を調査したところ、84%の人は月収1万円以下だとわかりました。
初心者のうちは稼ぎにくいと覚悟しておいたほうがいいです。
Webライターの仕事で楽しいところを教えてください
Webライターの仕事で楽しいところは以下のとおりです。
- 新しい知識を学べる
- 在宅で仕事ができる
- SEOが面白い
- SNSが伸びやすい
- 勉強しながら報酬をいただける
- クライアントから感謝される
- ライティングスキルが向上する
- ライティング以外のスキルも向上する
- 好きな時間に好きな場所で働ける
学べるスキルが多く、成長を実感しやすいところが特に楽しいです。
【関連記事】Webライターの楽しいところ9選ときついところを5つ紹介!
Webライターがブログを始めるメリットが知りたいです
Webライターがブログを始めるメリットは以下のとおりです。
- 営業で使うポートフォリオを作れる
- ブログでライティングスキルを磨ける
- SEOの勉強になる
- 自動的に収入が発生する仕組みを作れる
- ブログから仕事の依頼がくる可能性がある
Webライターとして活動しつつブログも運営しておくことで、仕事を獲得しやすくなるメリットがあります。
また、アフィリエイトやGoogleアドセンスなどで、自動的に収入を発生させるチャンスがある点もメリットです。
Webライターがブログを始めるメリットは以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ:興味のある人はWebライターを始めてみよう!
Webライターをするメリット・デメリットや、Webライターに向いている人などについてご紹介しました。
この記事の要点を以下にまとめます。
- Webライターは未経験からでも始められる
- ネット環境とパソコンがあれば初期費用0円から始めることも可能
- 在宅で仕事ができるので通勤に時間を使わなくて済む
- 最初は単価が安く稼ぎにくい
- 初心者のうちは文章を書くのがめんどくさく感じる
紹介したとおり、Webライターはメリットが豊富にある魅力的な仕事です。
最初は単価が安く稼ぎにくいなどのデメリットもありますが、デメリットを上回るほどメリットが数多くあります。
そのため、Webライターを始めることをおすすめします。
Webライターの始め方については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は読んでみてください。
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