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「Webライターはやめとけ!」という意見をネット上で目にします。
Webライターの仕事に興味のある人も「やめといたほうがいいのかな」と不安を感じているかもしれません。
Webライターの仕事で稼いでいる人たちも数多くいるからです。
本記事では「Webライターはやめとけ」といわれている理由や、否定意見を気にしなくていい理由などについて解説しています。
Webライターの仕事を始めようか迷っている人は、最後まで読んでみてください。
Webライターはやめとけといわれる5つの理由
Webライターはやめとけといわれる理由は以下のとおりです。
- 単価が低い
- 簡単に稼げなくてきつい
- 文章を書くのに時間がかかる
- 動画コンテンツが伸びている
- 収入が安定しない
主に「稼げない」「記事を書くのに時間がかかってしんどい」という意見が多いです。
1つずつ解説します。
単価が低い
Webライターの仕事は、初心者のうちは単価が低いです。
ぼくも最初の仕事は時給47円でした。
単価が安すぎて挫折し「Webライターはやめとけ」といっているのでしょう。
しかし、最初は単価が低くても、継続して活動していれば徐々に単価は上がっていきます。
書くことに慣れていけば、記事を書くスピードも上がり時給もアップします。
簡単に稼げなくてきつい
初心者のうちは簡単に稼げません。
発注者としても経験のある人に仕事を任せたいと考えているので、初心者に高単価の仕事が回ってこないからです。
ただ、これはどんな仕事でも同じで、未経験でいきなり稼げる仕事なんてそうそうありません。
実績を積み重ねることで、稼げる金額が大きくなっていきます。
始めてすぐにやめてしまう人は「短期間で成果が出る」と思っている傾向が強いです。
副業で5万円、10万円稼げるようになるのも、半年~1年くらいかかります。
文章を書くのに時間がかかる
慣れないうちは文章を書くのに時間がかかります。
ぼくも初めて書いた記事は、完成まで6時間かかりました。
精神的にきつかったです。。
人によっては、1日経っても終わらないこともあるでしょう。
しかし、最初は時間がかかっても、文章を書くことに慣れていけばだんだん速くなっていきます。
人にもよりますが、平均して3時間くらいで執筆できるようになるでしょう。
動画コンテンツが伸びている
YouTubeなどの動画コンテンツが伸びているのも、「Webライターはやめとけ」といわれる原因ひとつだと考えられます。
たしかに動画コンテンツは伸びていますが、シェアは「検索連動型広告」がトップです。
何10年もすれば抜かれる可能性も0ではないですが、現時点では気にすることもないでしょう。
収入が安定しない
Webライターとして独立した場合、会社員のように決まった収入は入りにくいです。
クラウドソーシングで時給制の仕事もありますが、募集は少ないです。
そのため「これは稼げない」と感じて、やめとけと主張する人もいるでしょう。
たしかに、仕事量や収入は絶対安定するとはいえませんが、それはWebライター以外のフリーランスでも同じことです。
フリーランスとして自由な働き方を選んだ以上、リスクは少なからずあります。Webライターとして独立を考えているなら、慎重に検討しましょう。
【参考記事】Webライターは甘くない!きつい実態を2年目ライターがお伝えします
Webライターをやめた人の体験談
ここでは、Webライターをやめた人の体験談を紹介します。
Webライターを始めようか迷っている人は、参考にしてみてください。
単価が安すぎてやめた
私は、Webライターを始めた当時、学生で妊娠をしていたため外で働けませんでした。そのため、自宅で働くことが出来るWebライターに興味を持ち、Webライターを始めました。
私がWebライターを辞めた理由は、文章を作ることが苦手だと再確認したからと単純に単価が見合わないと感じたからです。
テーマに沿って文章を作るのですが、テーマについて調べそれを要約して相手に伝えることが苦手で、恐らく他の人より時間がかかってしまっているなと感じていました。
そして、1テーマが終わったとしても、また全然違うテーマをまた1から作り上げるということに疲れてしまいました。
自分が好きなもののテーマなら良かったのかもしれませんが、興味があまり惹かれないものに対して、沢山調べて、言葉を選んで要約して、何文字以上の文章を作るのが大変で、寝る時間も惜しんで作成するのが難しかったです。
妊娠中だったこともあり、寝不足だと辛くずっと同じ体制で作成するのも大変でした。
何時間もかかったものが150円とかだったため、時間の割に全然お給料として貰えず、時給に換算するととても悲しい金額になったので、他の仕事をしたり、内職をした方が、お給料はいいのではないかと思いました。
単価が安すぎてやめるのは、Webライターあるあるですね。
ぼくもWebライターを始めたばかりのときは「時給47円」だったので、気持ちが痛いほどわかります。
報酬が安くなったからやめた
Webライターを始めた動機は、骨折を伴い怪我をして失職したから。
この状態だと車の運転すら出来ませんし、外へ出掛けることも無理。
とはいえ収入のない状態なので、何か収入を得る手立てはないか?とネット検索したらクラウドワークス等の在宅ワーク関連の仕事について知りました。
しばらくクラウドワークスをしているうち、webライターになっていたという感じです。
辞めた理由は二つあり、一つは報酬が安くなったから。
始めた当初は文字単価1円ぐらいはあったんですけど、それがガンガン下がっていって割りに合わなくなってしまいました。
二つ目の理由は時間の拘束が辛かったから。
私は主に放送中のドラマやアニメの感想・考察記事をライティングしていたのですが、問題になったのはアニメです。
私が子供の頃ならアニメって夕方や夜に放送されていましたけど、今はほとんど深夜帯の1~4時ぐらいに放送されます。
その放送を見てから数時間後には記事を書き上げないといけない為、寝るのは大体明け方に。
かなり生活リズムを狂わされるようになりました。
いつもなら寝ていた時間なのに、アニメ記事を書くためには深夜まで起きておかなくてはなりません。
そこまでしても報酬は安いですし、これは割に合わないな~と思ってwebライターを辞めました。
文字単価がガンガン下がっていくケースは、初めて聞きました。
単価が安い悩みを抱えているWebライターさんは本当に多いです。
記事を書くのがストレスになってやめた
以前、約8件ほどクラウドワークスにてウェブライターのお仕事をさせていただいたことがあり、現在はそのような活動をしていません。
担当の方はとても優しい方で、初心者だった私にとってでも理解しやすいような説明をしてくださりました。
ですから担当の方に不満があったわけではなかったのですが、私の経験不足が原因で記事を書くのにきっと他のウェブライターの方より時間がかかってしまうことも多くあり、数回続けていく上で、これらの仕事に費やしている時間と頂いている報酬額が比例していないと実感し始めました。
また、一つのテーマに対して長々とたくさんの意見や情報をまとめることに苦戦することもあり、担当の方とも本の原稿より、ブログなどの作成が向いているのではないか、とも話し合ったことがありました。
しかし、もう少し経験を積めばもっとスムーズに仕事ができるのかもしれないと思い、諦めずに頑張っていたのですが、どんどん仕事を引き受けていく度に記事を書く楽しさを失っていき、やがてストレスと感じるようになってしまいました。
これ以上続けると、本業の方にも支障が出てくるかもしれない、と思ったのでウェブライターとしての活動を休止しました。
記事を書くのがストレスになる人もいます。
ぼくも信ぴょう性のない占いジャンルの記事を書いていたときは、かなり辛かったです。
記事を書くのがストレスに感じて、ブロガーに転身する人もいます。
噓をつくのが嫌になったからやめた
webライターという仕事を始めた動機については、免疫に関する病気になりまして、自宅にいながら仕事をしていく必要が生まれたから、特に資格なく、仕事になりそうなものを探していくとウェブライターという仕事があり、企業に直接雇われる形で仕事をしていました。
が、企業にやとわれて仕事をしていくうえで、この商品、どう考えても売れないね、とか、このサービスどう考えてもメリットがないというものを紹介してほしいという流れになると、うそをついてでも商品の宣伝をしたりする必要が生まれ、そうしたことをしていくことで苦情というものも私が雇われていた企業に届いたらしく、だんだんと企業と真実を書き記せないことで私自身が抱えるストレスのようなものが現れ、一時的に収まっていた病気が再発したからwebライターを辞めたのです。
ちなみに、webライターを辞めてからは委託という形で家電製品を修理する仕事に定着することができたので今現在webライターという形で商品を宣伝したり、サービスを宣伝したり、ニュースになるものを取り上げてほしいというような仕事は一切してないです。
アンケートなんかにこたえることはあっても、webライターという仕事をすることはないです。いずれにしろ、企業側から取材という形で取材費用も出ないうえ、アピールしがいがないものを売り出すというので嘘をついてよい文章を考えるというのが嫌になったからやめたのです。
「嘘をつくのが辛い」という悩みを抱えるWebライターさんもたまに見ます。
個人的には「嘘をつくのが辛いなら、仕事を断ればいいのでは?」と思いますが、人によっては受けざるをえない事情があるんでしょうね。
文章を書くのが難しかったからやめた
なぜ、webライターを始めたか?
昔から自分はライターになりたい希望がありました。でも、活字を読む事がすごく好きですが、書くことが苦手でした。
何を書いていいのかで時間かかるから諦めてましたが、この歳になり挑戦しました。
なぜwebライターをやめたか?
文書の組立が上手くいかないと、個人のブログで書いて練習してましたが、やはり書いていく難しい事であきらめました。
ブログのテーマを考えている時間がかかりました。プロのライターから笑われてしまうが、文書を読む事が好きでも文書を書く事ではダメかなとつくづく思う。正直なところライターの講座で学ぶことも考えましたが、経済的に学びにいく余裕が無い。
YouTubeでライター入門などを見て勉強したつもりがなかなか上手くいかない、みんなどうしてスラスラと書けるのか、努力したから書けるとわかりますが、どうしてもスタートに時間がかかりすぎて書けないし、書いても、第三者から読んでもらってもなんだ、この文書力は、と笑われてしまうことが目に見えてきます。
なんか、愚痴を書いているみたいで、
すごく恥ずかしくてすいません。
これが原因で辞めました。
ぼくは「文章力は努力すれば向上する」と考えていますが、向き不向きもあるかもしれません。
「文章を書くのが辛い」「どれだけがんばっても文章力が向上しない」という人は、残念ながらWebライターに向いていない可能性が高いです。
Webライターはやめとけという声を気にしなくていい理由
Webライターの仕事に対する否定的な意見が多くて「Webライターはやめといたほうがいいかな」と思っているかもしれません。
たしかに、Webライターの仕事にもデメリットはありますが、努力次第で克服することは十分可能です。
Webライターはやめとけという声を気にしなくていい理由について、詳しく解説します。
- 単価は徐々に上がる
- 慣れれば稼ぐのがラクになる
- 数をこなせば執筆スピードは上がる
- スキルが身につけば収入は安定しやすい
- 案件を獲得できる場所は豊富にある
単価は徐々に上がる
前述しましたが、単価は徐々に上がります。
人にもよりますが、半年ほど継続して活動していれば文字単価1円は難しくないでしょう。
文字単価1円なら作業スピードによっては「時給1,000円」くらいは狙えます。
在宅で仕事できて時給1,000円なら、悪くないですよね。
実績と経験を積み重ねていけば単価は徐々に上がっていくので、過度に心配しなくてOKです。
慣れれば稼ぐのがラクになる
執筆経験が少ないと文章を書くのに時間がかかりますが、慣れてくれば速く書けるようになります。
執筆作業を継続していると、文章の書き方や語彙力が徐々に身につくからです。
文章を速く書けるようになれば心身ともに負担も軽くなるので「Webライターの仕事はきつい」という気持ちも和らぎます。
数をこなせば執筆スピードは上がる
執筆回数が多ければ多いほど、執筆スピードも速くなっていきます。
ぼくも最初は1記事書くのに6時間くらいかかっていましたが、今では平均して3時間前後で記事を書けます。
慣れないうちは大変かもしれませんが、数をこなせば執筆スピードも速くなるので安心してください。
スキルが身につけば収入は安定しやすい
Webライターは収入が不安定という話をしましたが、スキルが身につけば収入も安定しやすいです。
スキルとは、基本的なライティングスキルやSEOの知識などです。
ライティングスキルやSEOの知識があると、インターネット上で多くの読者を集めて商品やサービスを売ることができます。
つまり、仕事を依頼する発注者が利益を得られるわけです。
発注者としても利益を出してくれるライターを求めているので、スキルが身につけば安定して仕事を任せてもらえます。
案件を獲得できる場所は豊富にある
「フリーランスは仕事を安定して得られそうにない」と不安に感じている人もいるでしょう。
しかし、仕事が一次的になくなっても案件を獲得できる場所は豊富にあります。
- クラウドソーシング
- TwitterやInstagram
- 企業メディア
- 知人から仕事を紹介してもらう
- ブログのお問い合わせフォーム
クラウドソーシングだけでなく、SNSや企業メディアに営業するなど、仕事を得られる場所はたくさんあるのです。
WebライティングやSEOのスキルがあれば、一時的に仕事がなくなっても、すぐに新しい仕事を見つけられるでしょう。
【こんな人はやめとけ】Webライターに向いてない人5つの特徴
すぐに挫折してしまった人の否定意見を聞く必要はないですが、Webライターに向いてない人がいるのも事実です。
ここでは、Webライターに向いてない人の特徴を解説していきます。
Webライターに向いてない人の特徴は、以下の5つです。
- 文章を書くのが苦痛な人
- 約束やルールを守れない人
- タイムスケジュールが苦手な人
- 学習意欲のない人
- オリジナリティのある文章を書きたい人
上記に該当するから絶対にWebライターに向いてないわけではないので、あくまで参考程度にしてください。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
文章を書くのが苦痛な人
もっとも向いてないと思える特徴は、文章を書くのが苦痛な人です。
Webライターは文章を書く仕事なので、文章を書くのが苦痛な人は向いてない可能性が高いでしょう。
約束やルールを守れない人
約束やルールを守れない人も、Webライターに向いてないと考えられます。
Webライターの仕事は納期や執筆ルールを守る必要があるので、約束やルールが守れないとwebライターとして仕事をするのは難しいです。
タイムスケジュールが苦手な人
Webライターは納期を守るために、タイムスケジュールが欠かせません。
そのため、タイムスケジュールが苦手な人はWebライターに向いてない可能性があります。
学習意欲のない人
Webライターは執筆作業だけでなく、情報収集も必須です。
執筆時間よりも、情報収集している時間のほうが長いくらいです。
情報収集が苦手で学習意欲のない人にとっては、Webライターの仕事は苦痛に感じるでしょう。
オリジナリティのある文章を書きたい人
Webライターは基本的に発注者が定めているルールを守って文章を書く必要があります。
そのため、小説のようなオリジナリティのある文章を書きたい人には、向いてない可能性が高いでしょう。
オリジナリティのある文章を書きたいなら「ブロガー」として活動するほうが自分の好きなように文章を書けます。
Webライターに向いてる人4つの特徴
Webライターに向いてない人の特徴について解説してきました。
ここでは、Webライターに向いてる人の主な特徴について解説します。
- 文章を書くのが苦ではない人
- 情報収集するのが好きな人
- 向上心が高い人
- 細部にこだわれる人
自分がWebライターに向いてるのか気になる人は、チェックしてみてください。
文章を書くのが苦ではない人
Webライターに向いてる人の特徴のなかでも、文章を書くのが苦ではないことがもっとも重要な資質です。
Webライターはずっとパソコンの前に座って文章を書く仕事なので、文章を書くのが嫌いな人にとっては、苦痛でしかないから。
文章を書くのが苦ではない人は、Webライターはおすすめの仕事です。
情報収集するのが好きな人
Webライターの仕事にはリサーチという情報を集める仕事があるので、情報収集が好きな人はWebライターに向いてると考えられます。
反対に、情報収集が嫌いな人にとっては、Webライターの仕事は苦痛に感じるでしょう。
向上心が高い人
Webライターの仕事は情報収集や勉強など、やることが山ほどあります。
具体的には、Webライティング・SEO(検索エンジン最適化)の勉強や、人によっては金融や医療などの専門分野を勉強する必要があります。
そのため「ラクして稼ぎたい」という向上心が高くない人は、向いてないでしょう。
向上心のある人にとっては「学びながら収入を得られる」魅力的な仕事です。
細部にこだわれる人
Webライターの仕事は細かいことの連続なので、細部にこだわれる人はWebライターに向いてます。
細かいこととは、誤字脱字チェックや文末表現のチェックなどがあります。
細かくてめんどくさいことが多いので、細部にこだわって仕事のできる人は、Webライターに向いてるでしょう。
【参考記事】Webライターに向いてる人7つの特徴!適性診断で向き不向きがわかる
まとめ:やめとけという声は気にしなくてOK!
「Webライターはやめとけ」という声は気にしなくてOKです。
やめとけと主張している人の大半は、挫折した人たちだと考えられます。
自分たちが稼げなかったから、Webライターの仕事を否定しているのでしょう。
稼げている人は、月収100万円を超えるほど稼いでいます。
否定的な意見に惑わされず、Webライターに興味があるなら、クラウドソーシングで仕事を受注してみることをおすすめします。
家に引きこもって仕事できるのは、ラクですよ。
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