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Webライターの提案文の書き方を初心者向けに解説【例文あり】

読了予測:約 10 分

提案文の書き方がわからない……

なんで、いつも提案文が通らないの?

こういった疑問や悩みを解決する記事です。

本記事の信頼性
X(旧Twitter):ひがし(@Y_writer1990

Webライター初心者のうちは、なかなか提案文が通らないと思います。

ひがし

ぼくも初心者のころは、10回提案文を送って1~2回通ればいいほうでした。

提案文がまるで通らないと「やっぱり未経験じゃきびしいのかな」と諦めたくなるかもしれません。
しかし、諦めるのは早すぎます。

提案文は、書き方のコツがあります。
以前は合格率が2割程度だったぼくでも、現在では合格率5割を超えています。

さすがに未経験で5割を超えるのは難しいですが、ポイントを押さえることで、実績のない未経験者でも採用率は確実にアップします。

提案文がなかなか通らず苦戦している人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

Webライターの提案文の書き方【例文付き】

Webライターの提案文の書き方

Webライターの提案文の書き方は以下のとおりです。

  1. 募集内容を丁寧に読む
  2. 発注者の要求に応える
  3. 貢献できることを探す
  4. 貢献できる根拠を示す
  5. 文章力を示す

Webライター初心者でも簡単にできるので、参考にして提案文を作成してみてください。

募集内容を丁寧に読む

基本的なことですが、募集内容を丁寧に読みます。
理由は以下の2つ。

  • 発注者がWebライターに求める条件がわかる
  • 採用後の条件の不一致を防げる

募集内容を丁寧に読むことで、発注者がWebライターに求める条件がわかり、提案文を書きやすくなります
また、採用後の条件の不一致を避けられます。

例えば、契約まで進んだあとに、「応募条件に合っていなかった」と気づいて辞退したら、クライアントとしても迷惑でしょう。

ひがし

お互いの貴重な時間と労力を無駄にしないために、募集内容を丁寧に読んでから提案文を書くことが大切です。

発注者の要求に応える

募集内容を丁寧に読んだら、発注者が求める回答を考えます。
「継続発注あり」と記載された案件を例に、発注者の要求を見てみましょう。

発注者「長期で依頼できる人にお願いしたいです」
Webライター「長期にわたって執筆可能です」

発注者の要求に応えるように提案文を書くと「自分が求めている条件を満たしている」と伝わり、採用される確率が上がります。

また、応募文を丁寧に読んでいることが伝わるので、誠実な印象を与えられるメリットもあります。

「応募文をしっかり読むなんて当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、初心者Webライターだと、応募文すらまともに見ずコピペした文章で提案する人もいるのです。

そのため、応募文を丁寧に読んで、クライアントが求める回答を書くのは意外とポイントが高いです。

ひがし

発注者の指示に対して「希望通りに対応できます」という姿勢を見せましょう。

貢献できることを探す

発注者に、自分がどのように貢献できるのかを伝えましょう。

例えば、募集案件が週に3記事の場合であっても「週に5本の執筆が可能です」と伝えると印象がよくなり、発注者に覚えてもらいやすいです。

健康系の記事に応募する例で説明します。
以下のように、募集内容に記載された情報から貢献できることを探します。

募集内容:「健康系ブログ」のSEO対策記事の執筆
発注者が運営しているメディア:健康系、美容系

美容系が得意な女性

健康系メディアの募集をしているけど、美容メディアも運営しているな。
私は美容系のジャンルは得意だから、美容系のジャンルでも執筆できることを伝えよう。

といった感じです。

ひがし

今できる範囲のことでかまわないので、あなたが発注者に貢献できることを伝えましょう。

貢献できる根拠を示す

貢献できることを探したら、貢献できる根拠をクライアントに示しましょう。

「やれます!」とか「できます!」と口にするのは簡単ですが、口にするだけなら誰でもできるので、クライアントから信頼される根拠になりません。

貢献できる根拠を示し、具体的にアピールすることで「このWebライターと一緒に仕事がしたい」と思われます。

例文を見てみましょう。

募集内容:「転職系ブログ」のSEO対策記事の執筆
  • 「人事の仕事をしていました」
  • 「転職エージェントを利用して転職した経験があります」
  • 「キャリアコンサルタント国家資格を所得しています」など
ひがし

仕事経験、サービスの利用、資格など、貢献できる根拠をクライアントに示しましょう。

文章力を示す

最後に、あなたがこれまで執筆してきた記事を提出しましょう。
発注者としても、仕事を発注するライターの文章力は気になります。

ライターがどんな文章を書くのか把握できれば、発注者としても安心して仕事を発注することができます。

執筆した記事がない人は、サンプル記事を作成して提出するとよいです。

「サンプル記事の作り方なんてわからない」という人は、以下の記事を参考にしてください。
サンプル記事の書き方について詳しく解説しています。

Webライティング案件の提案文テンプレート【コピペOK】

最後に、Webライティング案件の提案文のテンプレートを載せておきます。
コピペして使ってもOKですが、人によって仕事内容や経験も異なるので、調整が必要になると思います。

お好きなようにアレンジして使ってください。

【あいさつ・自己紹介】
初めまして、〇〇と申します。

年齢は〇〇歳で、〇〇事業の会社で〇〇を担当しています。Webライターの仕事を副業でしており、Webライター歴は〇〇ヵ月です。

【執筆実績】(なければ書かなくてOK)
・検索順位1位:〇回
・検索上位:〇〇回
・オウンドメディアで記名記事を執筆
・執筆記事数〇〇記事以上
・個人ブログの月間PV数〇〇

【保有資格】(Webライターの仕事に関連する資格を記載。なければ書かなくてOK)
・Webライティング技能検定
・SEO検定〇級
・〇ファイナンシャル・プランニング技能検定士
・日本語検定〇級
・国家資格キャリアコンサルタント

【執筆記事】(過去に執筆した記事を掲載。なければサンプル記事を掲載する)

<〇〇に関する記事>
執筆日:
記事タイトル:
URL:

〇〇について解説した記事です。
ユーザーが自社で利用できる〇〇を理解しやすいように、〇〇や〇〇を用いてわかりやすく執筆することを心がけました。

【記事内容に関する実績・経験】(提案文で一番重要な項目です。自身の実績や経験を活かして、発注者に貢献できることをアピールしてください)

〇〇向けサービスの執筆経験があります。具体的には、「〇〇」「〇〇」「〇〇」などについて執筆しました。
自身の執筆経験を活かして、〇〇様のお力になれると考えております。

また、当然ではありますが納期は100%守っています。
納期の2~3日前に納品することを心がけているので、〇〇記事以上執筆したなかで納期が遅れたことは一度もありません。
万が一、事故や病気などで納期が遅れそうなときは、すぐにご報告します。

以上です。
ご検討のほどよろしくお願い致します。

Webライターが提案文を書く際の3つのポイント【採用率UP】

Webライターが提案文を書く際の3つのポイント

ここでは提案文の合格率をアップするためのポイントについて解説します。

提案文を書く際のポイント
  • 募集内容に目を通してから提案文を書く
  • 誤字脱字をチェックしてから提出する
  • 魅力的なプロフィールを作っておく

どれも意識すれば簡単にできます。

合格率に大きな差が出るので、ポイントを押さえておきましょう。

募集内容に目を通してから提案文を書く

募集内容に目を通すことは前述しましたが、重要なことなのでもう一度くりかえします。
というのも、募集内容をよく読まず不合格になる人も多いからです。

募集内容を読まずに使いまわしの提案文を使っても、発注者には高確率でバレます。

実際あったのは、

発注者

応募文を読んだら、提案文に読んだ旨を記載してください。

と書いている発注者がいました。
応募文を読まずに提案文を送っている人がいかに多いか想像できます。

ひがし

このように、応募文を読んでいないことは発注者にバレるので、必ず募集内容に目を通してから提案文を書きましょう。

誤字脱字をチェックしてから提出する

提案文でも誤字脱字はNGです。
「仕事じゃないから問題ないのでは?」と思うかもしれません。

しかし提案文でも誤字脱字があると、

発注者

実際に仕事を任せても誤字脱字があるかもしれない。

と不安になります。

ひがし

提案文の誤字脱字なんて1分以内にチェックできるので、簡単な確認を怠って不合格にならないよう注意しましょう。

魅力的なプロフィールを作っておく

発注者は提案文だけでなく、プロフィールもチェックしています。
提案文が魅力的でも、プロフィールを作っていなかったり適当に作っていると合格率が下がります

そのため、提案文に注力するだけでなくプロフィール作りにも力を入れましょう。

「プロフィールの作り方がわからない」という人は、以下の記事を読んでみてください。
プロフィールの作り方について詳しく解説しています。

初心者Webライターが提案文を送る際の注意点3つ

初心者Webライターが提案文を送る際の3つ注意点

条件のいい仕事を獲得するためにも、魅力的な提案文を書くだけでなく、提案文を送る際にも注意が必要です。

初心者Webライターが提案文を送る際の注意点
  • 文字単価0.5円未満の案件に応募しない
  • 初心者アピールはしない
  • 初心者のうちは10~30件応募する

ひとつずつ解説します。

文字単価0.5円未満の案件に応募しない

文字単価0.5円未満の案件は稼ぎにくいので、避けることをおすすめします。

質問する男性

「初心者が文字単価0.5円以上で採用されるの?」

と疑問に思うかもしれません。

採用はされますが、努力する必要はあります。

具体的には、魅力的な提案文の作成やプロフィールを整えるなどの準備、不採用になっても諦めずに何十件も応募する必要があります。

努力するのはきついと感じるかもしれませんが、文字単価0.5円未満の仕事をこなすほうがはるかにきついですよ。

ひがし

ラクなほうを選びたいなら、文字単価が0.5円以上の案件に応募しましょう。

初心者アピールはしない

初心者がやりがちなミスとして、初心者アピールがあります。

「私は初心者ですが、精一杯仕事をします」「初心者ですのでご迷惑をかけてしまうかもしれませんが~」など、発注者から減点されるだけで、いいことは何ひとつありません。

迷惑をかけてしまわないか不安で、初心者アピールしたくなる気持ちはわかります。

ひがし

ぼくも初心者アピールをしていたので、気持ちはよくわかります。

しかし、発注者からすれば初心者に仕事を任せるメリットが何もありません。
そのため、初心者アピールはせずに提案文を送りましょう。

初心者のうちは10~30件応募する

初心者のうちは1件、2件応募したところでまず採用されません。
採用されるには、10~30件くらい応募する必要があります

発注者からしても経験のある人を採用したいと考えているので、どうしても経験の少ない初心者は不利です。

しかし、諦めずに10~30件くらい応募すると採用される確率がグッと上がります。

ひがし

そのため「初心者のうちは不採用が当たり前」という心構えで、積極的に応募することが仕事を獲得するために大切です。

Webライターの提案文の書き方まとめ

初心者Webライター向けに、提案文の書き方について紹介しました。
この記事の要点を以下にまとめます。

  • 提案文は合否を大きく左右する
  • 募集内容を丁寧に読む
  • クライアントの要求に応える
  • 自分がクライアントに貢献できることを探す
  • 貢献できることを実績やポートフォリオで示す

経験や実績のない初心者Webライターでも、魅力的な提案文を作れば採用される確率が高くなります。

今回紹介したことを実践して書いた提案文が採用されないなら、プロフィールやサンプル記事に原因がある可能性もあります

提案文だけでなくプロフィールやサンプル記事も見直して、自身の強みや魅力をアピールしましょう!

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